課長から朝
突然呼ばれた
「ちょっと」
私が近づくなり
課長はこう言った
「今回はダメだったみたいだ」
「はい」
「残念だけどまだ挑戦できるから
それまでの間は事務の手伝いしてくれないか」
そう言われた
試験結果を詳しく教えてもらった
意外にも
面接は満点合格だったらしい
ヌマさんの言う通りだった
しかし予想していた通りで
教育知識がだめだったそうだ
あと少しだったらしい
残りの教科は合格点だったと言われた
今回落ちたのは
同期の中で私1人だったと聞かされた
「受かった！！」
まわりの同期の子たちの
嬉しそうな声が聞こえてきた
「全員合格みたいだよ」
「、、、、、」
「いや違うみたいだよ」
同期の中の1人が
私がいる事に気がついたのか
黙り込んでしまった
私は努めて明るく振る舞って
言った
「大丈夫だよ！みんなピース！！」
同期の子達に目をやった
みんな私に気遣っているのか
喜んだ顔をしていなかった
何人かはわたしが落ちたのを
聞かされたみたいだった
1人の子がわたしに向かって
「絶対応援してる」
そう言ってくれた
私は再び笑顔でピースサインをした
合格した私以外のみんなは
来週から場内の研修に入るらしい
課長からは
「あと一教科だけど勉強すれば
いいだけだから受けた方がいい
次は間違いなく受かると思うから」
そう散々説得されたけど
私の辞める意志は
変わらなかった
さっき家に帰ってきた
教習所には正式に
辞表を書いて出してきた
また負けちゃった、、、、
いや まだ負けではなく
次に挑戦すればいいだけの話しだと思う
でも私は正直言って
ここ数ヶ月間ずっと考えていた
もし今回受かっていたら
私はそのまま
指導員になっていたと思う
教習指導員の資格を取ったら
運転を始める人に運転を教える事になる
とても責任ある仕事だと思う
私はどうだろう
本当に指導員をやっていいのか
私は最初から
お姉さんに近づきたいために
お姉さんと同じ勉強をしたいために
同じ目標を持ちたいがために
教習所に入って
この3ヶ月間勉強をした
どんな理由であれ始めた勉強は
手は抜かなかった
でもそんな気持ちのまま
指導員になったとしても
本当にやっていけるのかって
そういう不安を持つようになった
もしもお姉さんを考えないで
この仕事を選んでいたかと聞かれたら
明らかに「ノー」だ
同期のみんなは私とは違う
みんな本当にこの仕事をやりたくて
会社に入ってきた
その時点で私はみんなと
違うと思っていた
だからそういうわけで
強がりを言っているわけではないけど
これで良かったと思っている
この数か月間
本当に毎日勉強して
やるだけの事はやったから
先の事はわからないけど
この選択に後悔はしていない
会社の人達からは
「ここまでやったのにもったいない」
と言われたけど
いやいややる程時間の無駄は
ないと思うし
本気でやっている人達に失礼だとも
思うから
だから私の意思は変わらないと思う
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みなさんに
伝えたい事があります
私はしばらく旅に出ようかと思っています
旅行に行くわけじゃないです
このブログの三毛猫がです
正直言って
三毛猫ブログをこの先
書いていく自信がありません
ソープの時は夢を与える仕事だったし
毎日が新鮮でした
イラつく事も今よりたくさんあったけど
いっぱい色々楽しい事もあって
色々書くことがありました
でもこれからは
何をほんとに自分がしたいのか
それは仕事に限られたことじゃなく
これからどういうふうに
生きていこうかという
人生の旅の工程表を
もう一度少し考えていきたいと
思っています（大げさかな笑）
そういう理由で
しばらくいつかわからないけど
ブログはお休みすることにします
次また書く時は
もしかしたら
ソープにいるかもしれないですし
何もやらずに前みたいに
イオンに入り浸っているかもしれません笑
もしかしたら部長のいる
バスに戻っているかもしれないですし
もしかしたらまた指導員資格に
挑戦する為
教習所に入っているかもしれません
また三毛猫ブログをいつか
書けたらいいなと
そう思っています
またみなさんの所には
突然お邪魔すると思います
もしかしたら
しばらくはブログを見ないかもです
でも皆さんの事は忘れません
いつも私のそばにいてくれたから
いつも変わらず応援してくれて
本当にありがとう
心からの感謝を送ります
最後に私は
今よりもっと強い三毛猫になって
帰ってきたいと思っています
またいつか会えたら
ではまたね
にゃんにゃ