龍神(夢崎明神) | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

下関市北西部の日本海に浮かぶ角島。

「角島」の名は、2つの岬が牛の角のように見えることに

由来すると言われています。

 

2つの岬の1つが夢崎です。

以前ご紹介した角島灯台の近くです。

その時の記事は↓こちら。

 

 

 

夢崎にある夢崎明神です。

自然石の石垣で囲まれている、変わった神社です。

筑前国大島から角島まで漁に来ていた海人さんが、

日々の漁を終えた際に、感謝の意味で

海底から持ってきた石を積んだものと言われています。

一方で、古代シュメール人の遺跡という説もあるとか。

 

鳥居は、角島灯台の建設に携わった石工が寄進したもので、

罰当たりな行為をした石工が許されるよう

石工頭の妻が祈ったところ、許されたため、

その礼として寄進したと伝えられています。

鳥居の上に賽銭箱が設けられています。

 

 

神社境内から夢崎を経て日本海を望む景色。

市の花・ハマユウがたくさん生えています。

 

 

夢崎から望む大浜海水浴場方面。

 

 

写真中心の白い建物は、

映画「四日間の奇蹟」で使われた教会のロケセットです。

 

 

再び神社境内。

 

 

2つの祠がありますが、向かって左側の祠に

「龍神」と記された碑が祀られています。

なお、神社の御神体は、1686年に造られた銅鏡だそうです。

 

場所は↓こちらです。

 

 
 
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