前回ご紹介した、松尾芭蕉の句碑の写真です。
下関新地の厳島神社の境内背後にある
駐車場の一角に建てられています。
前回の記事は↓こちら。
この写真にも写っているのですが……。
芭蕉の句碑の背後に建てられている
詠み人不明の句碑です。
「くさの名は しらしみじかし はなのさく」
と記されているそうです。
ですが、「しらし」は「しかし」なのではないかと思います。
と言いますのも、↓こういった俳句があるそうなのです。
「草の名は 知らず珍し 花の咲く」
これ、回文になっているんですよ。
「くさのなは しらずめずらし はなのさく」
そう考えると、この句碑の俳句も
「くさのなは しかしみじかし はなのさく」
であったなら、濁点を無視すれば回文になるわけです。
でも、やはり、「しらし」に見えますねえ。
場所は↓こちらです。