明日を拓く | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

下関市豊田町庭田。

庭田公会堂の前に建てられている

「明日を拓く」と記された碑です。

 

豊田町土地改良区により行われた

複数の圃場整理事業の完工を記念したもののようです。

題字は、山口県土地改良事業団体連合会の会長を務めていた、

衆議院議員(当時)の吹田幌が揮毫しています。

 

吹田幌は、昭和27年(1952年)に、

25歳で城南村(現・田布施町)の村長に当選。

昭和30年(1955年)に新設の田布施町の町長となり、

後、山口県議会議員に転身。

県議会議長も務めました。

昭和54年(1979年)、

岸信介の後継者として衆議院議員に初当選。

衆議院議員を連続6期務め、

平成2年(1990年)には自治大臣に就任しました。

平成8年(1996年)に衆議院議員を辞め、

山口県知事選挙に立候補しますが、落選しました。
西村康稔経済再生担当大臣の義父に当たります。

 

山口県土地改良事業団体連合会会長は、

昭和47年(1972年)から45年間務めていたそうです。

 

碑の場所は↓こちらです。