平成29年(2017年)に認定された日本遺産
「関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~」の
構成資産をご紹介します。
関門地域に残るレトロな建築物の数々。
これらは、日本が近代国家へ向けて突き進んでいた時代を
今に伝えるもので、レトロかつノスタルジックな思いを
我々に感じさせてくれます。
フェンスが手前にあるので分かりにくいですが、
関門隧道下り線と関門隧道上り線です。
いわゆる関門鉄道トンネルです。
関門鉄道トンネルは、世界最初の海底トンネルで、
下り線は昭和17年(1942年)、
上り線は昭和19年(1944年)に開通しました。
関門トンネルの開通に合わせ、本州側は下関駅が現在地へ移転、
九州側は大里駅が門司駅になりました。
公式運転の2日前には、下関で祝賀歌謡発表会が開催され、
東海林太郎らが歌「海の底さへ汽車は行く」を歌いました。
トンネルの場所はこちらです。