前回、長門鉄道西市駅跡地に建てられている
西市駅駅名標をご紹介しました。
長門鉄道は、大正7年(1918年)から
昭和31年(1956年)までの間、
現在の下関市小月と下関市豊田町西市との間を
走っていた鉄道です。
最盛期には、年間100万人の乗客数を数えたと言われています。
鉄道開設時、駅は12駅あったそうです。
そのうち、平成の大合併前の旧下関市にあったのが3駅、
旧菊川町にあったのが6駅、
そして、旧豊田町にあったのが3駅です。
下関市豊田町、願成寺の近く。
長門鉄道阿座上停留所跡地に建てられている駅名標です。
西市駅駅名標同様、平成30年(2018年)に、
長門鉄道開通100周年を記念して設置されました。
阿座上停留所は西市駅の隣駅です。
旅客の乗降のみであった駅を「停留所」、
加えて大口貨物を扱っていた駅を「駅」と呼んでいたそうです。
阿座上停留所は、大正8年(1919年)に一旦廃止されますが、
昭和3年(1928年)に再開されました。
場所はこちらです。
