「環境センター吉母管理場 竣工記念」の碑です。
下関市環境部環境施設課吉母管理場(ゴミの最終処分場)の
敷地内に建てられています。
一般人は、普段、敷地内立入禁止なのですが、
先月開催された「毘沙ノ鼻ウォーキング」という
イベントに参加した際、
吉母管理場の中に入れたので、近くで撮影してきました。
碑は、昭和61年(1986年)に建てられました。
題字は、当時の市長だった泉田芳次が揮毫しています。
石材には太閤石が使われています。
太閤石は、豊臣秀吉の大坂城築城に当たり、
肥前の龍造寺隆信が
石垣のための石を海路で運搬しようとしたものの、
関門海峡の急流に悪戦苦闘しているうちに城が完成したために
関門海峡にその石を投棄して引き上げた、
または、関門海峡で船が沈没して石が海中に沈んだ、
その石だと言われています。
以前ご紹介したとおり、赤間神宮にも納められています。
碑の場所はこちらです。