皇帝万万載 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

間が空いてしまって、申し訳ないです。

4月から他の部署に異動することになり、バタバタしております。

 

 

 

菅原神社・恵比寿神社にある「皇帝万万載」の碑です。

以前は、前回ご紹介した松尾芭蕉の句碑の近くに

建てられていたようですが、今は移設されて、

拝殿向かって右側の広場に建てられています。

大正4年(1915年)に、大正天皇の御大典

(即位の礼及び大嘗祭)を記念して建てられたもので、

担薫平という人が揮毫しています。

 

 

「天皇」を「皇帝」と表記しているところが面白いと思います。

「天皇」という称号は明治時代に入って

一般的になったものだそうですが、

「皇帝」という表記も残っていたようです。

 

 

場所はこちらです。

 

 

ちなみに、現在、「Emperor(皇帝)」と称されるのは

世界中で天皇陛下のみです。