亀山八幡宮の境内に建てられている針塚です。
昭和57年(1982年)に建てられました。
和裁で使った針を供養するもので、
毎年2月8日に「針供養祭」が行われています。
隣にあるソテツは、「太閤蘇鉄」と呼ばれています。
文禄の役が始まった1592年、
肥前名護屋城に向かう豊臣秀吉が、
戦勝祈願に亀山八幡宮を訪れ、
このソテツを植えたと言われています。
太平洋戦争で被災しましたが、新芽が生えて今に至るそうです。
ちなみに、その後、秀吉は亀山八幡宮に能を奉納しています。
それが、下関市指定無形文化財の神事「亀山能」へと
受け継がれています。
碑の場所はこちらです。