古江小路 切通し(補足) | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

以前、下関市長府の「古江小路」の碑を2基ご紹介しました。

 

「古江小路」の碑は、新しいものと古いものがあるということで、

その時に掲載した、古い方の「古江小路」の碑が↓こちらです。

 

 

 

ですが、先日角度を変えて見て気が付きました。

 

 

「古江小路 切通し」

……ああ、これ、道しるべですね。

古江小路とT字型に交差している、長府毛利邸脇の道が

切通しなんですね。

(余談ですが、「T字路」は、本来、アルファベットの「T」ではなく

 感じの「丁」を用いて、「丁字路」と呼ぶのが

 法的には正しいそうです。)

 

切通しと言うと、崖の間というイメージで、

城下町の中にあるというのも不思議な感じなのですが、

建物を壊して道を作った場合に

「切通し」と言うこともあるそうなので、

そちらだったのかもしれませんね。

 

少なくとも、ねりえの持っている江戸時代末期の古地図には、

「キリドヲシ」と書かれておりました。

 

 

碑の場所はこちらです。