前回お話しした山口文化大学に行く前に、
亀山公園の山頂広場に立ち寄りました。
亀山公園は、元々長山城というお城があった場所。
その後、1599年より、毛利輝元の従弟である毛利秀元が
城を築こうとしたものの、
関ヶ原の戦い後に長府藩主となったため、
城は完成しませんでした。
その後、明治33年(1900年)、
長府藩第13代藩主・毛利敬親の銅像が建立し、
公園として整備されました。
敬親の銅像。
最初の銅像は戦時中に供出され、
この像は昭和55年(1980年)に再建されたものです。
明治33年の亀山公園開園時には、敬親の銅像の他、
長府藩第13第藩主・毛利元周、
清末藩最後の藩主・毛利元純、
徳山藩最後の藩主・毛利元蕃、
岩国藩初代藩主・吉川経幹の銅像が建立され、
また、遅れて、
長州藩最後の藩主・毛利元徳の銅像も建立されたそうですが、
それらも全て戦時中に供出されました。
元周像跡地。
元純像跡地。
各藩主の銅像は、亀山山頂を山口県に見立てた上で、
各藩の所在地に位置するように建てたそうです。
山頂広場付近から望む山口サビエル記念聖堂。
山頂広場から望む山口県庁。
分かりにくいのですが、写真向かって右側に
瑠璃光寺五重塔も写っています。
亀山公園の場所はこちらです。