下関市豊浦町宇賀にある福徳稲荷神社。
「犬鳴」という地の「稲城(いなぎ)山」に鎮座しており、
地元では「犬鳴のお稲荷さん」とも呼ばれているそうです。
太古の昔、景行天皇がこの地を訪れ、
姫菖蒲の美しさに心を奪われ、立ち去ることを忘れたことから、
「去(い)ぬことなき山」→「犬鳴山」→「稲城山」となったと
言われています。
「福徳稲荷神社」の社名は、昭和46年(1971年)に
この地にあった谷嶽・谷森・谷川の3稲荷が合祀されたことにより
誕生したものですが、
この地の稲荷神社としては1000年以上の歴史があり、
「長門なる 稲荷の山の 姫あやめ
時ならずして 如月に咲く」
という古歌も残されています。
最近では、長門市の元乃隅稲成神社と並び称されることもある
絶景の稲荷神社です。
場所はこちらです。