赤間神宮の境内、手水舎の近くにある土居南国城の句碑です。
「後夜の月 よよと帝の 声きかゆ」
土居南国城は、愛媛県宇和島の出身。
室積徂春に師事して、俳句を学びました。
「南国城」の俳号は、
宇和島の先輩俳人・松根東洋城にちなんだものです。
昭和の名優・月形龍之介と親交があり、
京都大学卒業後は一時、彼の芝居を手伝っていましたが、
昭和4年(1939年)に教師として山口県柳井に赴任。
その後、下関でも教鞭を取りながら、俳人としても活躍。
門人は1000人を超えたと言われています。
碑は昭和50年(1975年)に、門人たちが建立しました。
場所はこちらです。