下関市豊田町にある古刹・神上寺。
その本堂付近の池のほとりに建てられている、
田上菊舎の句碑です。
昭和55年(1980年)に建てられました。
「山鳥の ほろゝ身にしむ 小春かな」
田上菊舎は江戸時代の女流俳人で、下関の出身。
江戸時代の女性としては、他に類を見ないほどの旅行家で、
俳人としてのみならず、書や画など、多方面で才能を発揮。
「文人殿様」と言われた時の長府藩主・毛利元義とも
交流がありました。
1809年に神上寺を訪れています。
神上寺の場所はこちらです。