愛新覚羅御夫妻参拝記念植樹 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

 

下関市豊北町田耕にある本宮中山神社。

その境内にある「愛新覚羅御夫妻参拝記念植樹」の碑です。

 

 

「愛新覚羅御夫妻」とは、

「ラストエンペラー」愛新覚羅溥儀の弟・溥傑と、

その妻で中山忠光の曾孫に当たる

「流転の王妃」愛新覚羅浩夫妻のことだと思います。

詳細は昨日の記事をご参照ください。

 

 

戦後、溥傑は戦犯として中国で収容されていましたが、

昭和35年(1960年)に釈放され、翌年、浩と再開。

その後は夫婦で中国に住んでいます。

 

その後、2人が最初に訪日(帰国)したのは

昭和49年(1974年)12月のことだったそうです。

この碑は昭和50年(1975年)2月に建てられていますので、

その訪日(帰国)の時に植樹が行われたのではないかと思います。

 

 

本宮中山神社の場所はこちらです。