勝山小学校跡 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

昨日もアップした写真です。

 

 

ふくのモニュメントの足元に、

石碑があることにお気付きでしょうか?

 

 

「勝山小学校跡」と記されています。

 

以前ご紹介した砂子田小学校跡の碑同様、

勝山小学校開校100周年を記念して、

昭和49年(1974年)に建立されたものです。

 

 

下関市立勝山小学校の歴史については、

砂子田小学校跡の碑をご紹介した際に、

現在のJR新下関駅付近への移転、

そして、校名に「勝山」が用いられるようになったところまで

ご説明しました。

 

その移転先というのが、この碑が建っている場所であり、

大正13年(1924年)に「勝山尋常高等小学校」が誕生した

場所ということでもあるわけです。

 

 

勝山尋常高等小学校は、

その後、昭和16年(1941年)に「勝山国民学校」、

戦後、昭和22年(1947年)に「勝山小学校」に改称されます。

 

そして、昭和32年(1957年)には現在地に新校舎が完成し、

この地における学び舎の歴史は終わりを迎えることになるのです。

 

 

場所はこちらです。

 

 

ところで、ねりえはこれまでに何度となく、

この碑のそばを通っているのですが、

碑の存在に全く気付きませんでした。

このブログを始めてから、石碑・モニュメントの存在を

それまで以上に意識するようになったのですが、

それでも気付きませんでした。

 

以前もお話ししましたが、石碑やモニュメントは、

建立される時には、式典等が開催されたりして話題になりますが、

時代の経過とともに、忘れられていくことが多いと思います。

高さ数メートルの大きな碑であっても、

そのそばを通っている人ですらその存在を知らない、

意識していないことが多いと思います(´・ω・`)

 

せめて、石碑やモニュメントの存在に気付いた人が、

「これは何だろう?」と検索した時に、

その石碑やモニュメントが何かを知ることができる、

そんなブログにしていけたらいいなあと、

この碑の存在を知って、改めて感じた次第ですp(^-^)q