みもすそ川公園にある松本清張の文学碑です。
「家の裏にでると、渦潮の巻く瀬戸を船が上下した。
対岸の目と鼻の先には和布刈神社があった。
山を背に鬱蒼とした森に囲まれ、
中から神社の甍などが夕陽に光ったりした。
夜になると、門司の灯が小さな珠をつないだように燦く。」
作家・松本清張は、明治42年(1909年)、
現在の北九州市で生まれました(広島出生の説もあります。)。
その後、翌明治43年(1910年)から
大正6年(1917年)まで下関に住んでいたそうです。
その時、下関で最初に住んだのが、
現在のみもすそ川公園の北端付近だったそうです。
文学碑に記されている上記の碑文は、
清張が著した『半生の記』の一節です。
碑の場所はこちら です。