生野神社の手水舎の裏側にある溶岩です。
古代、下関椋野・幡生・武久の地は
空ヶ谷(うつろがたに)と呼ばれていました。
そして、この地で火山噴火が起きました。
地割れが起き、空ヶ谷が海上に流出しました。
大きなカニの霊が現れ、空ヶ谷を食いとめました。
そうして出来た島が下関西海上に浮かぶ
六連島だという伝説が残されています。
神社拝殿にあるカニの彫刻です。
六連島との縁で彫られているものだそうです。
そもそも六連島の形がカニに似ており、
六連島のことを「蟹島」とも呼んだそうです。
「蟹の瀬」「蟹の目」という場所もあるそうです。
また、古くは、六連島のの島民はカニを食べなかったと
言われています。
六連島には、1767年に、
幡生八幡宮(現生野神社)の分神を祀る
六連八幡宮が建立されています。
この溶岩もその頃に、
六連島より持ち込まれたものと言われています。
場所はこちら です。
ちなみに、拝殿口には象の彫刻もありますo(^-^)o


