豊臣秀吉御手植松記念碑 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に



生野神社の境内にある碑です。



1592年、豊臣秀吉は朝鮮に出兵。いわゆる「文禄の役」です。


秀吉は、京都・聚楽第を出て肥前国名護屋に向かいますが、

その途中、現在の生野神社、当時の幡生八幡宮に立ち寄り、

戦勝を祈願して、松の木を8本植えたそうです。


その内7本は江戸時代に枯れてしまい、

残りの1本もその後枯れてしまって、

大正6年(1917年)に伐採したのだそうです。



ところで、この碑の背後に、

摂末社・白瀧稲荷神社に上る階段があります。

その隣に、レンガ造りの建物があります。




拡大してみると、



「昭和御大典記念」と記されています。


「御大典」とは、天皇の即位の礼と

その後行われる大嘗祭を合わせた言い方です。


昭和天皇の御大典は

昭和3年(1928年)に行われていますから、

この建物もその頃に建てられたのでしょう(^∇^)



碑の場所はこちら です。