赤馬ヶ関裏町跡 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に


一昨日 お話しした稲荷神社(末廣稲荷神社)の入口の

すぐそばにある碑です。

「赤馬ヶ関裏町跡」と記されています。



裏町は、一昨日お話しした稲荷町と並ぶ

全国的に有名だった遊郭です。


高杉晋作の愛人・おうのも、

この街で「三味線師匠」として働いていました。

源氏名は「此の糸」。

「此の糸」=「紫」という意味らしいですo(^-^)o

(おうのについては、こちら もご覧ください。)


そう言えば、昔下関にあった山陽ホテルの女性従業員も

「紫の君」と呼ばれていたそうですね(´∀`)



そして、一昨日ご紹介した稲荷町跡の碑には、

「赤間関」と記されていましたが、

こちらは「赤馬ヶ関」と記されています(・ω・)/



碑の裏に、碑文が記されています。



「花柳明暗の巷に在りて

 数多風狂の徒を済度せし

 子女のあかしに

 悉皆成仏 頓生菩提」



場所はこちら です。