三好将軍手栽 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

昨日 お話ししたとおり、

東行庵には「○○将軍手栽」「明治戊辰之春」と書かれた石碑が

5基あるそうです。


今日もその中の1つをご紹介します(^∇^)





東行庵にある飯田蛇笏の句碑の、向かって左側にある碑です。


「三好将軍」とは、奇兵隊参謀・三好重臣のことです。

維新後の新政府でも、陸軍軍人として活躍。

枢密顧問官も務めました。



碑のそばにはカシノキが植えられていたようですが、

三好が植えたであろうカシノキ自体は朽ちてなくなったようで、

現在は新しい木が育っています。



飯田蛇笏句碑の場所は

東行庵のホームページ でご確認いただけます。



これで、「○○将軍手栽」「明治戊辰之春」と書かれた石碑のうち、

撮影済みの3基は全てご紹介しました。


東行庵には、その他に

「福田将軍手栽」と書かれた碑が、東行庵(庵そのもの)の前庭に、

「鳥尾将軍手栽」と書かれた碑が、高杉記念館跡地そば

(東行記念館の向かって左側?)で他の碑に混ざって

建っているそうです。


「福田将軍」とは福田侠平、

「鳥尾将軍」とは鳥尾小弥太のことだそうです。