山陽ホテル跡 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に



下関市生涯学習プラザ・ドリームシップの横、

下関警察署の向かいにある碑です。


昭和17年(1942年)の関門鉄道トンネル開通により

JR下関駅は現在地に移転しましたが、

それまではこの近くに位置していたそうです。


そして、その旧下関駅前に建設されたのが、

東京ステーションホテル、奈良ホテルと並んで、

「日本3大ステーションホテル」と呼ばれた、山陽ホテルでした。


明治35年(1902年)開業、

大正11年(1922年)に火事により全焼しましたが、

再建され、大正13年(1924年)に営業再開されました。

山陽ホテルは昭和20年(1945年)に営業を終えましたが、

建物はその後も国鉄の事務所などに利用され、

4年前の平成23年までは残っていました。


山陽ホテルの女性従業員は

紫の着物、紫の袴のユニフォームから「紫の君」と呼ばれ、

市民の憧れの存在だったそうです。



場所はこちら です。