原発のコスト計算 | 鍋屋の大将の本音ブログ

原発のコスト計算

コストは ”トータル” で考えなければなりません。


経営者であれば、常識です!政治家や教授・メディア関係の方は、何故それが理解できないのでしょう?


「原発停止 → 化石燃料の輸入増」という単純な計算で、数兆円/年間の経費増とか子供じみて笑ってしまいます。


飲食店の燃料を、プロパンにするか都市ガスにするか?これだけでも、様々な経費に関する問題がでてきます。


決して、単純な費用計算はしません。


恐らく上記の職種の方は、シャバで経費計算などの経験がないか、ワザトのごと知らんプリをされてる気が・・・(怖)


例えば、原発の諸経費として・・・

・立地や収用に関する費用と対策費

・特許料などを含む原発建設費と償却費

・ウランなどの燃料に関する費用

・福島原発メルトダウンなどの事故対策費用

・事故地域住民に対する補償費用

・事故地域の環境復元に要する費用

・大学や研究機関などの様々な研究開発費用

・汚染廃棄物処理に関する費用

・廃棄物の再処理に関する費用

・地元自治体に対する優遇や支援の費用

・廃炉費用

・原発停止時の遊休人件費と炉の維持費用

・安全対策などの情報発信や啓蒙活動の費用

・地震・津波など自然災害に対する防災費用

・テロに対する警察や自衛隊の警備や監視費用

・規制委員会など関連団体の維持や活動費用

・反対派に対する対策費用 etc.


素人がチョット考えただけで、コレくらいの主要費目が出てきます。これら全部が、”原発”の経費なのです。


発電コスト比較1/3 やら、タイガイにせなバイ!(怒)