ゼロの使い魔 ヤマグチノボル先生の訃報について | アキバ ブログ 進撃の秋葉原

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このブログはアキバな生活を淡々と描くものです。
過度な期待はしないでください。
私、気になります。

ゼロの使い魔の原作小説 ライトノベルの原作者
ヤマグチノボル先生が 2013年4月4日に永眠されていることが
4月11日のメディアファクトリー公式サイトで告知されました。








ルイズ役の釘宮さん
才人役の日野さんもコメントを寄せている

                                                          釘宮理恵より、山口先生へ(13/04/12更新)

                      先生のお話を伺ってから、実感があるような、ないような、ふわふわした時間を過ごしています。

ふとした時に、先生のはにかんだような笑顔ばかり心に浮かんできます。

『ゼロの使い魔』シリーズが始まってアニメの収録はもちろん、ラジオやイベント、打ち上げのパーティ等、
機会がある度に顔を出して下さり「頑張ってください!」と、応援して下さった笑顔ばかり思い出します。

その度に心が気合いで充たされ、熱い気持ちになったのを思い出します。

先生、いつもいつも笑顔でいて下さって、ありがとうございました。

先生には感謝してもしきれません。
『ルイズ』というキャラクターは私を形作る大切なピースです。
『ゼロの使い魔』でルイズとして過ごした時間、切なくて甘い恋は、一つの確かな青春として、
私の中でいつまでもキラキラ輝いていくことと思います。

心からの感謝を。
天国でゆっくり休んでくださいね。

釘宮理恵

山口先生へ

 
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昨夜から…、

心にぽっかり穴があいている…。


何と言っていいのかわからない…。
悔しい、悲しい気持ちでいっぱいです。



けれど、

あなたは最後まで全力で闘っていた。

最後まで格好よかった。

最後にお会いした時も常に笑顔を絶やさなかった。


そして、

最後まで…、

本当に誰よりも強くて、
頼もしい才人そのものでした。


山口先生…、

いえノボノボ先生、


長い長い闘い、本当に本当にお疲れ様でした!


先生に出逢えた事、

ゼロの使い魔アフレコ一話の収録から四期の最終回の収録、

ラジオに何度もゲストで来て下さった時の事、

プライベートで一緒に呑みに行った事、


今までの思い出を一つ一つ心に刻み、一生忘れません。


これからも、
僕の心の中で『ゼロの使い魔』『平賀才人』を大切に大切にしていきますから。


素敵な作品、素敵な役にめぐり逢わせて下さり、
本当にありがとうございました。


才人の事は任せて下さい。
そして、
これからはゆっくり身体を休めて下さい。


心よりご冥福を御祈り申し上げます。



平賀才人役 日野聡




・・・・これはきつい、きつすぎる・・・・
正直この数日間、脱力感でいっぱいである。

ゼロの使い魔といえば2chも数々のコピペが生まれたり
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ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ルイズルイズルイズぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ルイズ・フランソワーズたんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
小説12巻のルイズたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ2期放送されて良かったねルイズたん!あぁあああああ!かわいい!ルイズたん!かわいい!あっああぁああ!
コミック2巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら…
ル イ ズ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハルケギニアぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のルイズちゃんが僕を見てる?
表紙絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!ルイズちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!!
アニメのルイズちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはルイズちゃんがいる!!やったよケティ!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックのルイズちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあアン様ぁあ!!シ、シエスター!!アンリエッタぁああああああ!!!タバサァぁあああ!!
ううっうぅうう!!俺の想いよルイズへ届け!!ハルゲニアのルイズへ届け!
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●     めちゃめちゃ大好き でもでもむかつく
┃      キスしてお願い、キスシテアゲナイ
┃       はらはらイライラその態度(別にやきもちじゃないけど...)
┃        ほらほらチラチラ誰見てるの?(ありえないでしょそれって!)
┃         ゼロからあなたをしつけなきゃ(鍛え直してあげるからっ)
┃          ひざまずいたらワンと鳴きなさい(早くお座り!)
┃           乙女心は微妙
┠~~~┐      本当は胸がいっぱいなの(あんたは鈍感っ!)
┃  ●  ∫       完全密着 そばにいて
┠~~~┘         断然 私を愛して
┃               恋する女の子 やっぱり欲張りなんだから
┃                瞬間接着 抱き寄せて
┃                 単純つまりは一途に
┃                  飽きれるくらいにね
┃                   私だけに恋をして
┃                    めちゃめちゃ大好き でもでもむかつく
┃                     キスしてお願い、キスあげないけど
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英国の新国旗案で話題になったり


日本のサブカル文化を世界に発信するきっかけの一つともなった
偉大な作品である


そのノボル先生の書くゼロの使い魔は、わたしがサブカルメディアにはまった原点でもある。
エヴァ世代であるはずの私がその辺の世代のアニメには興味が無く
これまでアニメなどの秋葉文化にはあまり興味がなかった。
そんな折にアニメに触れたきっかけはハルヒのyoutube動画だったが、
どっぷりはまったのはゼロの使い魔第1期の第1話と原作小説ゼロの使い魔第1巻であった。
異世界の美少女の失敗魔法で召還される少年という設定は衝撃的な面白さだった。
その独特の文化、表現は難しいことは抜きにした面白さを追求し、萌えやツンデレとかいう言葉すら凌駕した叩きつけるような作品であった。

そんな先生が、
癌で闘病生活であったことはもちろん以前より知っていた。
しかし、一度復活し、無事アニメ4期の構成にも加わったり
釘宮さんや日野さんのゼロラジに出演したりしていた。
その際には本人も復活したとおっしゃっていた。

原作20巻の最後のあとがきでも
残すは21巻と22巻で完結です。ご期待ください!
とあった。

その言葉を信じ、ゼロ魔が終わってしまうのは残念だけど
21巻と22巻を心待ちにしていた。

それがこのような形になるとは。。。。

しかし、誰よりも残念で無念なのは
これまでは鬼のようなスピードで執筆をしてきた
本人であろう。
原作ファンも、原作者も本当に残念な悲劇である。

また、ゼロの使い魔はメディアファクトリーも正直に述べている通り
MFを支えてきた作品であった。
初期のMF文庫はゼロ魔以外は正直クオリティが低い。
月刊アライブもゼロ魔で支えてきたと言っても過言では無い。
今のMF文庫ははがないやさらには変猫といった次世代の作品が出てきているが
それでもゼロの使い魔を越えるものではないと思っている。

ぶっちゃけると私の部屋は70%ゼロ魔で埋め尽くされている。
原作、コミック、DVD、はもちろんゲーム、フィギュア、ポスター、ブラインド、ラジコンなどなど・・・
ルイズ、ルイズ、ルイズ!!なのである。



これまで数多くのアニメ作品、ゲーム、ライトノベルなどに触れてきたし、
日本のアニメコンテンツのクオリティは高く、すごい作品は山のようにある。
それでも自分にとっては今でもNo.1はゼロの使い魔である。
これはもう不変なのである。
これはアニメ作品に限らず、スポーツでも映画でも音楽でも、
自分が好きになったももの原点となるモノには並々ならぬ思い入れがあるのは
共通なことだと思う。

ヤマグチノボル氏のご冥福をお祈りしたい、ゆっくりやすいんでほしいという気持ちで一杯だが、
正直、まだ、受け入れられない気持ちのほうが強い。

せめて、未完の原稿だけでも見せて欲しい。
メディアファクトリーさん、本当になんとかしてください!!
あなたの会社を支えたヤマグチノボルさんの作品をこのままにして本当にいいんですか!!!
全国のルイズの犬たちはこれからどうやって生きていけばいいんですか!!!

本ブログ記事は
ヤマグチノボル先生とハルケギニアの住人たちに捧ぐ