【Royの使っているストック型溶きパテの作り方】
現在、1/100 FM ガンダムバルバトスルプスの表面処理を進めていまして、その過程で溶きパテを使うのですが、丁度いままでつかっていたものが切れたので、新しく溶きパテを作りました。
今回はRoyの使っている溶きパテの作り方を紹介します!
そもそも溶きパテって?
溶きパテは小さなキズや気泡穴、凹みなどを埋めるためのパテです。ラッカー溶剤を使用します。これを使って造形することは滅多にありません。あくまで補助的なパテです。
このパテの特徴はラッカーが揮発することで硬化しますが、ラッカーの揮発の影響でヒケが発生します。
イメージとして、サーフェイサーをより濃いものにしたものって感じです。
使い方は、埋めたい箇所にヒケを見積もって筆や爪楊枝で多めに盛り、乾いたら紙やすりなどで平らにする感じです。
使うタイミングは、パーツの切り出しなどでえぐれた部分の修正や、瞬間接着剤やアルテコパテなどの瞬着パテの気泡埋めです。
使うタイミングは、パーツの切り出しなどでえぐれた部分の修正や、瞬間接着剤やアルテコパテなどの瞬着パテの気泡埋めです。
乾燥時間は盛り具合によりますが、おおよそ1日から3日くらいです。Royは基本1日で表面を処理し始めます。
溶きパテの作り方
※あくまでRoyのやり方です。
決して100%正解ではありませんので参考程度にご覧ください。
まず、
空き瓶(使い古しの瓶でも可、ただしちゃんと綺麗な状態にしておくこと。)
ラッカー溶剤(Royはガイアノーツを使用)
ラッカーパテ(Royはタミヤのグレーパテを使用)
模型屋さんでよく売っている塗料皿(後の写真に出てきます。写真取り忘れ。)
この4点を用意します。
空き瓶の1/4ほどにラッカーパテを入れます。
その中に、ラッカー溶剤をタミヤ制の塗料皿一杯分(塗料瓶の約1/8)
を入れて爪楊枝でよくかき混ぜます。
かき混ぜて水飴レベルになるように溶剤を調整してください。
水飴レベルになったら完成です!!
瓶にストックする理由は、いちいち毎回パテを作る時間が面倒なのと、
ついつい多く作りすぎがちなので、時間と素材その両方の短縮のためです。
こうしておけば
「あ、今溶きパテ使いたいな~でも作るの面倒だしまた今度でいいか。」
と思ったときにすぐ使えます!これ結構重要ですw
また、ちょっとの傷は瓶を開けて爪楊枝で少量もれば終わりです。
筆だと洗うの面倒ですから・・・。爪楊枝は保存して再利用すればなお良し!
あぁ楽ちんw
ちなみにRoyの溶きパテは少し溶剤が少なめかと思います。
これは溶剤が多すぎるとヒケが大きくなったりして使いにくくなることを避けるためです。
また瓶の中の溶剤が揮発して使いにくいと感じたら、溶剤をすこし足せばいいだけですし。
以上、溶きパテの作り方でした。