昼間何気なくチャンネルパトロールしていたら、テレ朝で「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 」をやっていた。「おークレしんかぁ、そういや臼井さんのニュースとかあったが、大丈夫かな」と思いながらなんとなく見てると、グイグイ引き込まれてくる。涙があふれて止まらない。
これはすごい。素晴らしいクオリティだ劇場版クレしん。
劇場版のクレしんは大人の鑑賞に耐えうるとか、むしろ大人向けだとかよく言われているが、まさにその通りだった。
俺も年取ったのかなぁ・・・と思いながら、居てもたっても居られなくなったので、さっそく実写版(というかスピンオフ?)のBALLAD 名もなき恋の歌を観に行くことにした。
正直こういうやつの実写化ははずれが多いのだが、意外にもなかなかよかった。草なぎ剛はたぶん相当演技うまいと思う。殺陣もなかなか様になっている。新垣由衣ちゃんはまだイマイチだが、美人すぎるのではまり役と言える。他にも中村敦夫さんがカッコ良すぎて笑った。
合戦シーンも原作に負けないように相当考証したのだろう。「そんなのあるわけねーだろ」「テンポ悪すぎ」「こんなバカな司令官いねぇよ」というような突っ込みがほとんどなく、日本映画にありがちな「見ててサムイ感じ」があまりなかった。(戦国自衛隊1549とか酷かった・・・)
たぶんアニメファンからすると邪道なんだろうけど、スピンオフとしてはかなりいい出来だと思う。これをきっかけにアニメ版がもっと普及すればファンも納得だろう。わたしも、もう一度「戦国大合戦」を観たい。
なお、臼井さんはやっぱり山でお亡くなりになられた可能性が高いようです。
非常に残念ですが、おそらくまず間違いないのだと思います。
ご冥福をお祈りしたい。
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