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インテリスタのブログ

サッカーについて勝手な事を書いています。
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 昨シーズン、フィオレンティーナはかつてないほどの陣容刷新が行われた。監督がヴィアチェンツォ・モンテッラ監督に代わり、獲得、放出とも二桁を超えるという一大刷新であった。そんなスタメンが11人中8人が変わるという難しい状況にありながら、昨季4位という成績で終えられたということは、ステファン・ヨベティッチら元々所属していた戦力はもとより、新戦力が想定以上の活躍をしたことにほかならないだろう。右サイドで躍動したギジェルモ・グアドラード、ディフェンスラインの中心となったゴンサーロ・ロドリゲスとステファン・サビッチ、中盤には経験豊富なダビド・ピサロと新10番のアルベルト・アクイラーニが躍動した。そんな新加入選手の中、最も期待以上と言っていい活躍をした選手は、ピサロ、アクイラーニとともに中盤のトライアングルを形成した。それがビジャレアルから加入したテクニシャン、ボルハ・バレロだ。



 ボルハは現在28歳、レアル・マドリードのカンテラ出身のテクニシャンだ。レアル・マドリードでは出番に恵まれなかった彼だが、本格的なデビューを飾ったのは2007年に加入したマジョルカだ。マジョルカで1年間活躍すると、翌年にはWBAへと移籍し、プレミアリーグデビューを果たした。しかしWBA時代には中心としてプレーしたものの、クラブはチャンピオンシップ降格を喫してしまい、マジョルカへのレンタル復帰に至った。その後2010年にはスペイン人最優秀選手に選ばれるなど獅子奮迅の活躍をし、同年にビジャレアルへと移籍。2シーズン目でのセリエA移籍であった。



 ボルハはフィオレンティーナ移籍時、他選手より期待値の薄かった選手だ。もちろんボルハがいい選手であることは間違いないのだが、共に加入した中盤にダビド・ピサロやアクイラーニらイタリアで実績のある選手が多く、期待値はそちらの方が高かった。しかし昨シーズン最も多くの試合で中盤に君臨したのは、このボルハであった。チーム最多となる37試合に出場し、13ものアシストを記録した。トップ下とCMFをこなす非常にテクニカルな選手であり、広い展開力も誇る。パスサッカーを主体とするチームにあり、ボルハ、ピサロ、アクイラーニとパス精度の高い中盤トライアングルは、クラブの生命線であった。その中でも最も多くの試合でチームを組み立てたボルハは、正しくチームの中心的選手であった。縦横無尽にピッチを駆け回り、抜群の状況判断力が可能とする守備能力もシーズン通して高いレベルにあった。



 昨季多くの選手が新加入であったフィオレンティーナにあり、その中で最も多くの試合に出場した選手、ボルハ・バレロ。リーガ・エスパニューラから始まり、プレミアリーグ、セリエAと渡り歩いた経験豊富なテクニシャンだ。攻撃の中心であったヨベティッチとリャイッチが引き抜かれ、またしても新加入選手であるマリオ・ゴメスや、昨季出場数の少なかったジュゼッペ・ロッシが攻撃の中心とならなければならないチームにあり、ボルハを含めた中盤は昨季以上にチームを引っ張らなければならない。期待値から考えれば昨季最も期待以上の活躍をした選手ボルハ・バレロ。今季は昨季とは打って変わって、期待値の非常に高いシーズンとなるだろう。