インテリスタのブログ -28ページ目

インテリスタのブログ

サッカーについて勝手な事を書いています。
あくまで自己満足であり、個人の見解であることをご了承ください。

 セリエA随一の強豪ユベントス。カルチョポリにより一時は衰退したものの、昨季は10シーズン振りとなる連覇に成功した。そんな世界的強豪のユベントスだけに、若手のうちからレギュラーを取るのは至難の業だ。今季のスタメンクラスもマルトゥーロ・ビダル、アンドレア・バルザリ、クワドゥ・アサモアが中堅、アンドレア・ピルロやシュテファン・リヒトシュタイナー、ジョルジ・キエッリーニ、新加入のカルロス・テベスも含め、彼らは30歳付近のベテランと言っていい年齢だ。そんなチームにあり、唯一と言っていい若手として、20歳という年齢でスタメン争いに割って入ろうという選手が一人存在する。それが中盤に存在するパトリック・ヴィエラの再来、ポール・ポグバだ。



 ポグバは1993年生まれ、まだ20歳の若者だ。元々はマンチェスター・ユナイテッドに才能を認められ下部組織に入団。フットボールリーグカップでプロデビューを果たした。フランス人ということもあり、当時からヴィエラの再来と言われていたが、トップチームでは安定した出場機会が得られなかった。もちろんアレックス・ファーガソン監督も彼の才能を高く評価し、将来の戦力として考えていただろうが、出場機会を求めた彼は新天地としてユベントスを選んだ。



 身長186cm体重80kgと体格に恵まれ、フィジカル能力も高水準で備える彼だが、足元の技術も非常に秀逸だ。CMFを主戦場とし、柔軟な足元、長いリーチを活かしたボールキープ力によりチームの重心を押し上げる。遠目に見るとマリオ・バロテリにも似た風貌だが、守備も献身的にこなす。判断力や守備においての柔軟性はこれからだろうが、フィジカルを生かした守備能力は決して低くはない。さらに彼のひとつの武器として、ミドルシュートがある。ピルロの代役として出場した21節ウディネーゼ戦では、ミドルシュートで2ゴールを叩き込んだ。アタッキングサードにおいてのパスの発想力、意外性もあり、崩しの局面にも積極的に参加する。またFIFAU‐20W杯ではフランス代表の主将も務め、精神面にも問題がないことを示した。



 今季ユベントスは、開幕よりクラウディオ・マルキージオ不在の状況でのスタートを余儀なくされた。そんな不在のポジションに割って入ったのが、才能豊かな大型CMF、ポール・ポグバだ。マルキージオやビダルのように、機を見てゴール前まで入り、得点を奪うような狡猾さはまだないかもしれないが、個人として持っている才能だけなら2人を軽く凌駕するだろう。ボールキープ力にフィジカル能力、強烈なミドルシュート、問題のない守備能力も兼ね揃え、大きな穴の見つからない選手だ。キープの際にボールの置く位置が非常に上手く、その見た目からもヴィエラの再来と言われて納得だろう。パトリック・ヴィエラの再来ポール・ポグバ。彼が今季ユベントスのスタメンを取るようなら、それはユベントス中盤の安泰を意味するのかもしれない。