先日、お客様と話をしていて
そもそもの「クリスマスの由来」を
ご存じない方がいるのを知り、
改めて「クリスマスの起源」について
様々な説があることを
知っておいて欲しいと思い
この記事を再度アップします。
*****************
感染症騒ぎも収まり、
今年は久しぶりにXmasムード、
盛り上がっているのを感じます。
この季節、やっぱり私は大好きです。
ところで「Xmasの起源」については
一般的に「イエス・キリストの誕生日」
と言われていますが、どうなんでしょう?
私は違うと思います。
実際、世界には「違う」と言う説もかなり
存在しています。
今日は、そんなXmasにまつわるお話です。
そもそもキリスト教が広まる以前の
古代ローマには「ミトラ教」が存在しており
人々は「冬至」を祝う習慣がありましたし、
また、ヨーロッパ先住民であるケルト人や
ゲルマン人にも「冬至」を祝う習慣がありました。
そこで、初期のキリスト教の布教者達は
キリスト教を広めるに際して、便宜上
「イエス・キリストの誕生日=クリスマス」を
「冬至の祝い」に合わせたと言う説が一番有力です。
余談ですが、小学生の頃、学校でXmasの
ページェント(キリスト生誕の劇)の配役に
選ばれるのが名誉だったのですが、4年生の時、
東方から来た3人の博士の一人に選ばれた事が
あります。博士達は実は占星学者だったとも
言われていますが、これは今の自分を暗示
していたのでしょうか…。
さて、この「博士達がイエスの生まれた馬小屋に
贈り物を持ってやって来た」と言う
エピソードが、Xmasプレゼントの起源とされて
いますが、この時、頭上に輝いていたのが、
「ベツレヘムの星」です。
これは占星学上では「木星・土星の合、あるい
金星も加えた3惑星の合」と言われています。
イエスが産まれたとされる時期で、この惑星配置は
紀元前7年~6年に見られます。
イギリスの天文学者D・ヒューズは1993年に聖書中の
天文現象の記述から、イエスの誕生日は紀元前7年
9月15日とする説を発表したのですが、
私はさらに占星学上の重要な意味に注目しました。
それはイエス・キリストは「魚座の時代の象徴である」
と言う点です。
すると、紀元前7年3月1日、魚座に、太陽、月、金星、
木星、土星、天王星が集合する日を見つけたのです。
「愛と慈愛と霊感の象徴」それがイエス・キリストで
あるなら、この日こそが彼に相応しい。
そして、もうひとつ、聖書の記述「その夜、羊飼い達が
羊の番をしていた」と言う事は、このベツレヘム地方の
冬では寒過ぎてありえない。12月はどう考えてもムリが
あるのです。
さらにAstrothemeというサイトでも
私の説に近いイエス・キリストのチャートを発見しました。
★紀元前7年2月28日AM3:34 Bethleem (Israel)
https://www.astrotheme.com/celestar/portrait.php?clef=E5t7TAxeM4Jt&info=1
もしも当時の星の配置に興味のある方は
この天文暦で研究してみてください。
★3000年分の星の配置を見ることができます。
https://www.khaldea.com/ephemcenter.shtml
★紀元前7年3月はこちら:
http://www.khaldea.com/kldaephem/001bc/mar-007gmt.shtml
しかし、私は本心ではXmasは12月のこの時期で良いと
思っています。
それは家族や周囲の人たちに「愛」を表現する日であり、
「この1年間ありがとう。来年もよろしくネ!」と言う
気持ちを込めて、年末にあるのがベストなのです。
そして、日本の場合は、26日になるやいなや、いきなり
「和風丸出し」で年末・年始に突入する!それがイイ!
その無節操さに萌えます。
両方楽しんじゃえばいいんですからね。
というわけで、今年のXmas&正月、
盛り上がって行きましょう!
※以上は2022年12月の記事の
内容に再度加筆・編集したものです。
*****************
Xmasのロースト・チキンの骨、
冷凍にしておいて、正月の
お雑煮の出汁に使う。
これこそ、和洋合体。
日本の年末です。