※以下は2016年、「SMAP騒動」の時に
アップした内容に加筆・編集したもの
です。
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この数ヶ月、世間を騒がしている
「ジャニーズ問題」ですが、
大事な要素が見逃されているようなので
改めて述べたいと思います。
ジャニーズ問題について語るのに
欠かせないキーパーソンがいます。
それは、藤島泰輔氏です。
（以下、人物の敬称略）
「誰それ？」と思う方も、
「ジャニー喜多川の姉であるメリー喜多川の
夫であり、今の代表：藤島ジュリー恵子の父親」
だった人物と言えばおわかりでしょう。
「だった」と書いたのは、彼はもう26年前に
亡くなっているからです。
私が藤島泰輔を憶えているのは
彼が私の（母方の）実家の家族と
親しかったからです。
祖父母や母の会話の中で「タイちゃん」という
名前が頻繁に出ていたのを思い出します。
私がまだ子供の頃のお話ですから会話の
内容まではわかりませんでしたが…。
さて、私がまだ中学生の時のこと。
ある日、祖父の書庫で一冊の本を手にしました。
「日本の上流社会―高貴なる秘境を探検する」
というタイトル。著者は藤島泰輔。
この本はいわゆる暴露本で、日本の旧華族や
皇族の裏側が書かれてあり、かなり衝撃を
受けたのをおぼえています。
さらに、藤島泰輔と私の家族のつながりは、
同じ学習院出身というだけではなく
彼の祖父も私の祖父も同じ会社（日本郵船）に
在籍していたという共通点。
そして、多分、これが親しくなった
一番の理由だったのかも知れませんが、
彼が私の母の経営するレストランの
常連客だったということでしょう。
当時の私には全くわからないことでしたが、
後で思えば、ジャニーズ事務所が
日本の右翼勢力とコネを得たパイプ役
が彼だったのは間違いありません。
そもそも芸能界は裏社会とのお付き合いが
欠かせませんし、その裏社会に一番
睨みが利くのは右翼なのです。
芸能事務所の重要な仕事、それはもちろん
タレントの仕事のマネージメントですが、
もうひとつ重要なのは「モミ消し」です。
遊び盛りのタレント達の悪さの数々…
SEX、ドラッグ、暴力などのスキャンダル
をモミ消すのに右翼関係は絶大な力を
発揮します。もちろん、タレントの
スキャンダルのみならず、芸能事務所幹部の
不祥事のモミ消しも重要な仕事です。
右翼は政界や警察にも強いコネがありますし。
日本の芸能界で「力のある事務所」とは
要するに右翼のバックアップがある事務所
なのです。
藤島泰輔は作家の三島由紀夫氏とも親しく、
当時の作家の中では「右寄り」とされて
いました。
彼がジャニー喜多川の姉であるメリー喜多川と
結婚したことで、おそらく事務所は
強力な「後ろ盾」を得たのだと思います。
まだ資金面でも藤島家の豊富なバックアップ
を得たのでしょう。
この結婚が、小さなバーのママだった
メリー喜多川を日本の芸能界の女帝の
地位にまで押し上げるキッカケに
なったのは間違いありません。
最後に、付け加えておきますと、
私の実家は全く右翼ではありません。
むしろリベラルな家風でした。
しかし、今、このような「芸能界の裏」が
暴かれ出したのは、確実に「新たな時代」が
到来して来ていることを示しています。
それは「あらゆる闇に光が当たる時代」です。
まだまだこれからも色々な闇が暴かれること
でしょう。しかし、これは「イヤな時代が
やって来た」のではなく、世界のデトックス
が始まったと言うことです。
シッカリとこの目で見届けたいと思います。