今年は例年にも増してサプライズの多い年でしたが、
12月に入って多分最後のサプライズがありました。
事の発端は12月12日の私のFBの記事。
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今日から四夜連続、ドラマ「東京裁判」が
始まります。
NHK総合12月12日（月）～15日（木）
22：25～23：25
どのように描かれるのか興味津々。
戦争は多くの悲しい別れを生む…と同時に
時として、新たな出会いを生みます。
私の父も東京裁判の弁護団の一員として
来日し、母と出会いました。
「東京裁判」と聞くとジッとしていられないのは
そんな自分の生い立ちのせいでしょう。
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これに対して、FBの友人から以下のような
コメントがあったのです。
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「今お母様のことを書かれた本が話題のようですね。
ぜひNeptune先生にも実像を描いてほしいです！」
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何々？母の事が書かれた本？
というわけで知ったのがこの本
「三島由紀夫が愛した美女たち」岡山典弘著
岡山さんは三島由紀夫研究では
有名な方なのですが、
私は三島作品は「金閣寺」を読んだ程度なので
他の作品のことは知りません。
で、さっそく本を入手し読んでみると、
この本における「美女たち」とは、
恋愛の相手ではなく、
三島さんが生前親しく付き合った女性や
小説のモデルになった女性たちについて
書かれたものだったのです。
そして私の母は「幸福号出帆」という小説の
モデルになっていたのです。
「銀座にあるレストラン：イタリア亭の
妖艶なマダム：房子」がそれです。
小説の中では「麻薬組織の女ボス」という
設定らしいですけど…ぷっ！
ビックリしましたね。
確かに現実に母は銀座でイタリアン・レストランを
経営していましたし、妖艶かどうかは別として
多くの人に愛されていました。
実際、三島さんは生前、母の店の
常連だったようですが、当時、私はまだ
子供だったので知りませんでした。
三島さんが自分より5歳年上である
私の母をどう見ていたのか、
それはわかりませんが…。
母の店には三島さんのみならず、
文壇や芸能界、実業家、政治家などの
著名人が数多く来店していました。
母が様々な裏情報に詳しかったのも
そのような交友関係が
あったからなのでしょう。
今思えば、母が存命のうちにもっと色々な話を
聞いておけばよかったと悔やまれます。
この「三島由紀夫が愛した美女たち」には
他にも若尾文子さん、美輪明宏さん、
越路吹雪さんなどとのエピソードが
つづられており、とても興味深い内容と
なっています。
この冬、オススメの一冊です。
最後に、先日NHKで見た「東京裁判」の
感想ですが、ドラマとしてはとてもよくできていた
と思います。連合国側の判事たちも一人の人間であり、
そこには多くの価値観があり温度差が
あったということが充分に描かれていました。
しかし、テーマである「人間は戦争を裁くことができるのか？」
という点については結局答えは得られませんでした。
当然だと思います。
現実に、戦後70年の間にも多くの戦争があり、
それは今も続いているのですから。
「人類はまだまだ学びの途中にある」
ということを改めて感じました。
では年末・年始の予定をお知らせしましょう。
年末は：
★12月26日（月）原宿占い館：タリム
11:00～20:00
http://www.uranai-tarim.jp/
ご予約お問い合わせは：
0334975825
★12月27日（火）原宿占い館：タリム
11:00～20:00
http://www.uranai-tarim.jp/
ご予約お問い合わせは：
0334975825
新年は：
★1月2日（月）原宿占い館：タリム
11:00～20:00
http://www.uranai-tarim.jp/
ご予約お問い合わせは：
0334975825
★1月3日（火） 原宿占い館：タリム
11:00～20:00
http://www.uranai-tarim.jp/
ご予約お問い合わせは：
0334975825
●お知らせ
私が連載中の小説「本牧ブルース」
更新されました。
[Scene13:運命の輪]がアップされました。
http://kaiundou.jp/nichibungakuin/modules/pukiwiki/1231.html
では、皆様、楽しい年末・年始を
お過ごしください。