先日レンタルで見たDVD「ラストサマーウォーズ」。
ロシアの戦争映画です。
実際のタイトルはОрден(英題:The Medal)
メダルとは勲章のことです。
なぜこの映画に手が伸びたかというと、
テーマが第二次大戦末期、ドイツ降伏後の
「ソ連による満州攻略」だったからです。
この辺りのことはあまり知られていないのと、
「ソ連が不可侵条約を破っていきなり攻め込んできた」
という説明(日本側から見た)しか聞いたことが
ないので、どのように描かれているのか
興味があったからです。
そして、もうひとつ、出演者の中に友人である
木下順介さんの名前を見つけたからです。
そもそもがロシア(ソ連)側から描かれた
ストーリーですから、当然日本軍は良くは
描かれていませんし、木下さんの役も
日本人将校(いや特高警察か?)で憎々しい…
つまり名演技。
戦争モノらしくソ連軍と日本軍の戦闘シーンは
迫力がありました。ちょっとしたロマンスなどもあり、
映画としては楽しめるものでした。
しかし、いくつかの疑問も。
①現在のロシアでは旧ソ連時代の軍隊は
肯定的に描かれているのか?あるいは融通の利かない
官僚主義的な組織と見なされているのか?
②この映画で描かれた満州:ハルピンへの特攻作戦
は史実なのか?
③ソ連の女性兵士はみんな美人なのか?
みたいなことが知りたいと思いました。