死守せよ、だが軽やかに手放せ
ピーター・ブルックの言葉。
かっこいいですねえ。
死ぬ気で守りぬくことはできるかもしれない。しかしそれを自ら手放すことは簡単じゃない。しかも軽やかに。。。
誰かと言い争いのケンカをしたとたら真剣に相手と話し合うこと。決して見下したり、相手の意見を話半分で聞いたりしないで、自分の主張を守り通すこと。そして、口論に結論が出たら、もしくは出ないと判断したら、軽やかにその争いを終わらせる、ということ。こんな態度でケンカできる人間がどれだけいるのだろう。
自分の信念は絶対に曲げない。しかし、貫くことによって誰かを不幸にしてしまうとしたら。信念がいつしか、憎しみや妬みに似た感情に近づいていたら。だとしたら、耐えて耐えて、ギューっとなるまで耐え抜いたけど、やっぱいいやwと朗らかな気分で手放せるならば。。。
今までの苦労よりも、これから先のことを見据えて軽やかに歩き出せるならば。。
ごめん、やっぱりおれが悪かった。と本心から言えたならば。
その心変わりが軽やかで相手を嫌な気分にさせないのだとしたら、やはりそれは素晴らしいことですよね。