不定期更新。再アニメ化で最悪の改変を受けた原作,、『HUNTER×HUNTER』の良さを再確認するコーナー。最終回。



私、H4は新アニメのあまりの酷さにもう耐えられなくなりました。


仮にも「HUNTER×HUNTER」を題とするアニメ。どんなにひどい内容でも我慢して毎週毎週録画&視聴を続けてきましたが、これ以上の狼藉は見るに堪えません。悲しみで胸が張り裂けそうな思いです。


新アニメが早く打ち切られることを切に願いながら、このコーナーの幕を閉じたいと思います。


この記事を見てくださってる人が、果たしてどれだけの数いるのかは疑問ですが、乱文失礼しました。ありがとうございました。




不定期更新。再アニメ化で最悪の改変を受けた原作,、『HUNTER×HUNTER』の良さを再確認するコーナー。第6回。



ブログ開設から2年も経つんですね。更新状況はこんな感じですが、冨樫先生も頑張ってることだし、まだまだ頑張って行こうと思います。


あとサトツさんの能力は、走るような速度で歩くことを可能にするという”紋露戦苦”(モンローウォーク)です。嘘です。


・ゴン細い


包帯を巻いたゴンの腕を見て思ったんですけど、ゴンの腕細すぎ。前もクラピカが細すぎだと言ったけれど、ゴンもだね。


あれで野生児なわけないよ、なんだよアレ。異常すぎる。




・誰が落ちたの?

ゴンがサトツさんに質問するシーン。ここは原作・旧アニメのようにサトツさんの答えはためて欲しかった。


何間髪入れずあっさり「それはキルア氏です」って答えちゃってるんだよ。


原作のキルアアップのコマの意味深な挿入が良いですよね。


旧アニメは、ゴンが返り血を浴びたキルアの像を見るという演出でした。これも良い。


つくづく新アニメは「間」が悪い。これは致命的な欠陥です。




・ボドロvsヒソカ


決着の仕方しか原作に描写がないため、他は旧アニメ完全オリジナルでしたがこれがなかなかエキサイティングでした。


試合の後に、ヒソカが腐った果実なんてつまらないという前言を撤回して、なかなか楽しかったと言う所が好きでした。


てか、これがあったからボドロが殺されたとき原作以上に悲しみが増したんですよ。


新アニメは展開が速いせいで、ボドロがモブキャラと化しちゃってるんだよなー。



ところで、倒れたボドロにヒソカは何を囁いたのか、という疑問がありますが、自分が幻影旅団のメンバーであるということを明かしたんじゃないかという予想をした人がいて、これが今まで考えた中で一番納得できるものでした。




・イルミ戦後の呆けたキルア


虚ろな表情で上を見つめるキルア。必死で呼びかけるレオリオ。止めるクラピカ。


旧アニメ、オリジナルの図。これがとても印象的でした。原作に描写はありませんが、言葉だけでさらっと流してほしくない場面でした。


つくづく旧アニメの良さが身に染みてわかりますね。新アニメの存在意義は原作・旧アニメの良さを引き立てることしかない。




・サトツさんの夢


ジンが発掘した遺跡についての話。あれはゴンが自分の合格を受け入れるシーンの流れの中に組み込まれていなければならない。話の流れ上、した方がいいではなくて、しなければならない。決して順序を入れ替えてはならないシーンでした。



余談ですが、ネテロの後釜を決める選挙の時、サトツさんはジンに礼を言うという夢を叶えられたんでしょうかね。




・キルアの不合格は適切な処置か?



この議論の後に、旧アニメではオリジナルシーンが入る。


まずレオリオは、キルアの不合格が覆ることが絶対ないなら議論する意味がなかったじゃないかと不満を言う。


対しネテロはこう答える。レオリオ・クラピカは自分の主張に不備があることを理解できたし、ネテロらハンター教会は受験者の抗議を事務的にはねつけるような堅物ではないということが証明されたので無駄なんてことはなかったと。


そうなんですよね。このシーン一つでネテロの器の大きさがうかがえます。


ああ素晴らしき旧アニメ。




・287期



ハンター試験287期の合格者は今思えばすごい面子でしたね。トップクラスのハンターが集まってます。


ハンター最強(かもしれない)ヒソカ、ゾルディック家長男にしてヒソカが十二支んよりも強いと評価するイルミ、そしてゴン。


ヒソカ・イルミのいる年に合格した人間、あっ、のライセンスはそれだけでプレミアが、あっ、付きそうですね。




・試験後のポックルとの交流



ポックルに、ジンの情報のほかに何か調べたいことはないか、と聞かれたときクラピカは特にないと答える。


心の中では幻影旅団についての情報を集めたいと思っているが、同時にそれを他人に話したくないと思っているのがこの場面のクラピカです。


クモのことについてはクラピカは仲間の手を借りたくないと思っています。ヨークシンでも初めはゴンたちの協力すら拒否した人ですからね。


それを察したレオリオは黙ります。



この原作の一場面の意味を、新アニメの制作者は分かっていないんでしょうね。


なんでここカットするかなー。

不定期更新。再アニメ化で最悪の改変を受けた原作,、『HUNTER×HUNTER』の良さを再確認するコーナー。第5回。



・バーボンの罠脱出


今回注目したいのは脱出後、ポンズのプレートを奪うシーン。


これは原作でもあっさりと書かれていたシーンなので、それ以上を要求するのは酷かもしれないけど、旧アニメをみている身としては物足りなさを指摘せずにはいられない。




ちなみに、旧アニメの方はどうなっているかといいますと、


まず、ゴンはバーボンの洞窟を抜けだした後、すぐに走り去ります。


そしてその後ろ姿がギリギリ見えるタイミングで目を覚ますクラピカ。


ほぼ同時に目を覚ますレオリオ。


クラピカは「プレート」と、今のうちにポンズのプレートを確保しろとレオリオに指示するが、レオリオはすぐには動かない。


クラピカが殴るまねをすると、レオリオはやれやれと言った感じで動く。そしてプレートゲット。


「王子様ってガラじゃないんでな」というカッコいい台詞とともに眠っているポンズのもとを去る。




このクオリティー!!是非見るべきです。







次回はおそらく、新アニメでの、緊張感のないゴンvsハンゾーを後目に、原作・旧アニメでのゴンvsハンゾーの良さを確認していくことになるでしょう。


それと新の緋の目の安っぽさといったらない。あれで世界七大美色かよ?