これでよしとっ!
スーツケースに大方荷物を詰め込んだ時、玄関のインターホンが鳴った。
ドアを開けたら、目の前には菊池が立っていて
「中島ァ 支度できたの?」とダルそうに聞いてきた
「あぁ、出来てるよ」
二人でマンションの地下駐車場に行くと、そこには菊池の愛車が停まっていて、トランクに俺の荷物を乗せると
助手席に周りドアを開けて
「乗れば?」とまたダルそうに言った
俺は助手席に乗り込むと、シートベルトをしめた
車はゆっくりと走りだす
運転してる菊池に目をやると
欠伸を連発していた
「なぁ、疲れてる?俺、運転代わろうか?」と尋ねたら
「大丈夫、夕べさ最終チェックしてたのよ。なんてったってさ、俺、ドッキリクリエーターじゃん?
もぅさワクワクしすぎて朝起きれなかったのよ(笑)」
そこで俺は
「朝は起きなさい。夜眠れなかったと言うならわかるけど?」とツッコミをいれた。
懐かしな…
repaintingツアーの時の勝利のツッコミ思い出したわと笑う菊池
そうだな…懐かしよな
あの時は"5人" だったよな
ずっと4人だけで走り続けた俺たち
だけど止まらないでいて良かった
そう、
今日は1番会いたかった「アイツ」に会えるんだから
-続く…