- 鎮火報―Fire’s Out (講談社文庫)/日明 恩
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まず、『鎮火報』ってなに?
と、思われるでしょう。私も知りませんでした。実は、消防が無事消火活動を終えて引き上げる際に鳴らす鐘の音だそうです。
ということで、これは若い消防士の成長をえがいた物語です。
ただし、お堅くまじめな消防士の話ではではなく、現代の若者っぽく「楽して得する」をモットーとした主人公の物語です。
消防士の仕事が詳細にえがかれていたり、消火栓にメーターがついていて、消火に使った水道料金が消防庁に請求されたり等、蘊蓄も盛りだくさんです。
物語は、主人公の語りによって進行していくので、感情移入しやすく読みやすくなっておりテンポよく読みだしたらとまりません。(池袋ウエストゲートパークっぽい感じ)
しかし、蘊蓄よりなにより主人公と仲間の魅力がこの本をメチャメチャおもしろいものにしています。マジで読まなあかん一冊です。
この本は、絶対に面白い!!!!