証券最大手の野村ホールディングス(HD)が27日発表した08年10~12月期連結決算(米国会計基準)は、最終(当期)損益が3429億円の赤字(前年同期は218億円の黒字)となり、米国会計基準で四半期決算の公表を始めた01年4~6月期以来、四半期ベースで過去最大の赤字となった。この結果、08年4~12月期の累計の最終損益は4923億円の大幅赤字(同860億円の黒字)を記録した。世界的な金融危機による市況悪化や、経営破綻(はたん)した米証券大手リーマン・ブラザーズの部門買収などの費用負担が響いた。

金融危機が収束する兆しは見えておらず、09年3月期決算は、上場以来初の2年連続の最終赤字になる公算が大きい。