米住宅調査会社リアルティートラックが25日発表した今年4~6月期の全米の住宅差し押さえ件数は73万9714件で前年同期比121%増となった。前月比では14%増。住宅価格下落や景気低迷を受けて、住宅ローン焦げ付き拡大に歯止めがかかっていないことが浮き彫りとなった。

米上院は26日にも、3000億ドルの債務保証を付与する住宅ローン借り換え促進策や米政府系住宅金融会社の支援策を盛り込んだ住宅ローン対策法案を可決し、ブッシュ大統領の署名後成立する見通し。「約40万人の借り手が救済される」(民主党)としており、差し押さえの発生を抑え、米住宅価格が底打ちする契機となるか試される。