6月の消費者物価指数は、日銀が安定的な物価上昇の目安とする「0~2%」の上限に迫った。7月に続き八月も値上げラッシュが待ち受け、インフレの入り口である2%の突破は時間の問題とされる。同程度の品質で値段を抑えた大手スーパーなどの独自ブランド(PB)商品にも値上げが波及し、家計圧迫で消費の冷え込みは必至だ。
6月の消費者物価を大きく押し上げたのはガソリン価格だが、なお値上げが続く。新日本石油などの石油元売り大手はガソリンの卸価格を7月の1リットル当たり7~10円に続き、8月も6円前後引き上げる。7月22日時点のレギュラーガソリンの全国平均店頭価格は180・9円で、8月は190円に迫る可能性がある。