先月半ば、yk1231ykさんのブログにてルージチコヴァの記事「ズザナ・ルージチコヴァ(チェンバロ)演奏のJ.S.バッハの音楽を堪能する。 | yk1231ykのブログ」を閲覧した。
四十年前にもなろうか社会人になりたての自身ヨワイ三十手前でバッハ以前の音楽史/古楽やら独ハルモニアムンディやらダウランド/リュート作品やらウィリアム・バード作品の輸入盤等にはまった時期があった。
何年前かの大病の後、手持ち音盤CDコレクション大量処分時、ルージチコヴァのイギリス/ヴァージナル作品を勢いで手放していることに先月のある日、愕然とした。
何とか同じものが廃盤にならず、タワーにて入手出来たことに胸を撫で下ろす。yk1231ykさんのブログにてルージチコヴァについてもヤーノシュ・シュタルケル同様、言葉に尽くしがたい3年強にわたる収容所送りという凄まじきナチス迫害実態経験者であることを知る。
ルージチコヴァ廃盤J.S.バッハ集/エラート20CDはヤフオク他中古ネット検索にも引っかからずどうやら入手不可能で根気良く中古ショップに以後あたるしか手は無い。
このなかのバード/パヴァーヌ&ガヤルド(グールド/ピアノ版でも聴かれる)と9分弱のブル/ウォルシンガム変奏曲も含め絶品と感じる。これ以上のいにしえの宝石箱から音符ひとつひとつが零れ落ちるような柔和で繊細な耳のごちそうがあるだろうか?
カール・リヒターのバッハ/カンタータ作品群、ニコレのバッハ/フルート作品もそうなのだがこれら何もかもひっくるめて、死ぬ前に真空管アンプ?の装備が無理でももう少しまともな音響機材で耳にしていたいものだ。
『The Visionaries of Piano Music~ウィリアム・バード&ジョン・ブル:作品集』
キット・アームストロング 台湾、イギリスのハーフ?弱冠今年三十四。
女性ではなく生粋のイエローマジックなる男性でこれらバッハや黎明期のイギリス音楽というレパートリーにてこういう器用に指の回るー先のグールドをうかがうであろう、もしくはグールドが残した遺産を担う可能性を持つ?歴史的逸材がクラシック音楽界に輩出されるってことは未来に向けて喜ばしい限り・・・・・・一人でも多くの方が彼のこの12分強のブル/ウォルシンガム変奏曲1曲だけでも耳にしてもらうことを祈る。






