小澤征爾逝去

様々な感慨と想念が蘇る

日曜早朝テレビ放映されていた日フィルとのマーラー復活終楽章を手繰る若き三十を越えたばかりの小澤

当時或る意味本当にカラヤン以上に世界1カッコよく見えたものだ

 

 

クラシック音楽にのめり込み始める1967年?

 

 

新世界交響曲は魅惑的、天才的パッセージがギュッと短時間パッケージの中で連打され、あらため聴き及び幼き小学生の耳をも虜にする要素に溢れること懐かしきかな。

 白鳥の湖? くるみ割り人形? 眠れる森のバレエ音楽 展覧会の絵、禿山の一夜 だったん人の踊り シルヴェストリの新世界、ストコフスキーの革命 ヴァンデルノート/パリ音楽院の40番 トッカータとフーガのオルガン

ザンデルリンクDSKのブラームス フルニエ&ケンプのベートーヴェン   どれがナニで耳に火を灯すに至ったか

やはりカラヤン そのベルリンのフィルハーモニーで指揮台に立つそのヴィジュアル

当時は向かうところ敵無しと感じたし   

もしくはドイツグラモフォンの長身痩躯ムラヴィンスキーのチャイコフスキーの5番ホ短調?4番ヘ短調でも6番悲愴でもなく

 

半世紀という長い時間を経た今、該当照合曲の多くが重なり過去を回想するに最適だったのはどういう訳かネーメ・ヤルヴィの一連の録音であることも

 

直ちに手放す程でないにせよ、何と無く終始水浸し、水っぽい響きに感ぜらるヤルヴィ/ブラームス交響曲4曲は結論ー厳しい。

改めてブラームスという作曲家の魅力に打ちのめさることは返す返すながら

 

久方ぶり大笑いジャケ買い? ジャケット買いって???

 

だがダウスゴーのブラームスもーダウスゴー?ってオルフェウス類似(さすがに女子十二楽坊同種同根は言い過ぎとしても)?!ー想定通りか~

ブリュッヘン/18Cオケのモーツァルト同様弦の薄さ、響きの生硬さや浮き上がるティンパニの打音が終始気になる

連発してBISという音盤会社、この人のベートーヴェン全集、シューマン、シューベルトやらなにやら交響曲録りまくりの意味がわからない。

このディスクに関して他の方々レヴューで指摘さる、お徳用同梱「ハンガリー舞曲」「ハイドンの主題」「大学祝典」が連続して聴けるのはこれはこれ素直に楽しい。

そう云えばかねてより全く未聴のカルロ・マリア・ジュリーニ+ウィーンフィルの4曲でも聴き及んでみる?

ロサンゼルスとの1曲ぐらいFMで聴いたことはあるはずなんだが。