ボーイソプラノが印象深い`72収録ミシェル・コルボ/ベルン交響楽団フォーレのレクイエムは多くの方が所有されていると思われるが
旧CDをお持ちの方はこの本国よりオリジナルマスター取り寄せ最新リマスタリングを施した当盤を贖われることを是非お勧めしたい。
三十年以上前BGMビクターのエラート愛のエスプリ1500シリーズで所有して以来、いつかこれのハイスペック盤があるなら購入しようと考えていた。
先のWARNERリヒテル/ピアノコンチェルト4CD購入後タワレコ当デフィニションシリーズを検索していたら、2021ミッシェル・コルボ追悼企画としてのエラート/マスタリング盤第1号を見出した。
吉松隆氏『指揮者とオーケストラ』1995より:コルボ盤のフォーレのレクイエムを最初に聴いた時の感動は忘れられない。それは透明な大気が天空にたなびいてゆくような、人間界の「俗」からまったく遊離した清冽な「聖」の世界なのである。決して声高にならず、ひたすら淡々と静かに流れてゆくその音楽は、まさに天国から聞こえてくる天使たちの合唱を思わせた。以来、「私が死んだ時に葬儀で流す音源は絶対コレ!」という信奉者が少なくないと聞くクラシック音楽界の全CD中でも屈指の究極の1枚である。
『音源に関しましては、本国より取り寄せた192kHz/24bitのWAVデータを基本に、SACD層用としてDSDに変換した後、マスタリングを行い、それとは別にCD層用としてもPCMでマスタリングを行いましたので、SACD層、CD層、それぞれ独立したマスタリングとなっております。PCMで編集した後にDSDにも変換を行う、もしくはDSDで編集した後にPCMにも変換を行うといった1回のマスタリング作業で兼ねるのではなく、SACD、CD、それぞれの特徴や音質を重視した上で、個別にマスタリングがされています。その際、過去に発売された音源と極力比較する検証も行った上で、音楽を最大限に生かすべく、オリジナルのアナログ・マスターテープを尊重した上での最適なマスタリングをこころがけました。マスタリング・エンジニアはこれまで当シリーズのオーサリングを担当されてきた藤田厚生氏です。氏はオーケストラのセッション録音も多くてがけている方で、当シリーズのこれまでの
マスタリングも熟知されています。・・・・・・・・・・・』
う~ん、CD1枚新品3,300円支払ったがそれでも安いくらいの印象を受ける。
まさに文句のつけようがない絶品。
進行する認知症と共に要介護5認定を受けての半年後、昨年9月下旬ー施設にて九十二で逝った母への追悼も兼ね・・・・・・・


