舞台「ウサニ」(その4) | NewRoadのブログ
注意:内容は記憶している範囲で記載していますので、間違いや飛ばしている内容があるかもしれませんがご了承ください。なお、シーンごとのタイトルは勝手につけています。また、【】はアドリブや感想などを書いています。

シーン11 三河屋にて
 雑貨屋の三河屋さんが居眠りをしていると、そこにエーコが...エーコがココアシガレットを盗み逃げ去る...その途中でコーゾーに見つかる...コーゾーが嗜めると、エーコが“三河屋さんは気づいている。小学生は取り放題である”とのこと...コーゾーがそのことを雑貨屋の三河屋さんに確かめると、“そーよ”“そーだよ”と...エーコがちょっと自慢げな顔を...コーゾーが“なんでまた”と言うと雑貨屋の三河屋さんが“理由教えてあげようか”と...半ば強引に理由を...雑貨屋の三河屋さんが“昔万引きをした小学生をつかまえたんだ”と、エーコの手を引く...“その子が申しませんと言ったんだけど。何度もやっている子でね~。警察に突き出したんだ”と言うと、慌ててエーコが手を引き抜き離れる...雑貨屋の三河屋さんが“次のその子自殺したんだよ”っと...コーゾーが“そうですか。”と言った後、“えっ”と...雑貨屋の三河屋さんが“ビニールハウスの側にあるでしょ、小高い丘が”と言うと、コーゾーが“毎日そこを通ってます”っと怯えたように...雑貨屋の三河屋さんが“大きな栗の木があるでしょ”と言うと、コーゾーが“毎日それを眺めてます”と...雑貨屋の三河屋さんが“そこで首を吊ったんだ”と言うと、コーゾーが“毎日...”と...コーゾーが雑貨屋の三河屋に“しかし、悪いことをしたのはその子でしょ”と言うと、雑貨屋の三河屋さんが“私は村はじきにされたよ。この店にも誰も寄り付かずに。やはり見て見ぬふりをするのがいいんだよ。特に女は”と...エーコが「大きな栗の木の下で」を歌いながら、栗の木の下に寄っていく...それにつられて雑貨屋の三河屋さんとコーゾーも「大きな栗の木の下で」を歌いながら寄っていく...3人揃ったところで、上から首を吊った人形が落ちてくる...3人は手を合わせて“見て見ぬふり、見て見ぬふり、見て見ぬふり”と。

シーン12 キングスネークとウサニとの遭遇
 イチゴの妖精の前にスケッチブックとクレヨンを持ったウサニが登場...そこにキングスネークが登場【必ずここで一ネタを言います...各日記のキングスネーク語録を】...イチゴの妖精がウサニに“変な格好をしているな”と言うと、キングスネークが“これはコスプレっていうものだ”と...ウサニが“大王スネーク様、コーゾーの命だけはお助けください”と懇願する...“コーゾーは「青は青、緑は緑、黄色もまた黄色で、黒でさえ黒でしかない」と呪文を唱え、空飛ぶ船でも袋を大事に抱えてきた”と...キングスネークは“分かった、コーゾーを殺せば執着心が益々増すだけだ”と...キングスネークがウサニに“ピン帰るぞ。宴の準備だ~”と言うと、ウサニが“いいえ、大王様私は帰りません”と...“私はコーゾーを愛しています”と...イチゴの妖精たちが“大蛇王様のお妃様だぞ”“永遠の命はいらないのか”と言うと...キングスネークがウサニの周りをグルグル回り、ウサニに尻尾を巻きつけ“大蛇王キングスネークが言っているのだぞ”と言うと、ウサニは“永遠の命よりも死してまだ結ばれる愛の方が”と言って尻尾から脱出し、スケッチブックとクレヨンを持って捌ける。キングスネークは恨みのあまり時間を早めようと“青は青でなく。緑は緑でない。黄色も黄色ではなく。黒でさえ黒ではない。”と言い放ち去る。

(その5につづく)