発表会まで、残り1ヶ月ちょっと
みんな譜読みがほぼ終わり、細かい表現のレッスンへとうつってきています
今年の発表会、『自分でこの曲弾きたいと選んだ曲』を弾く子が殆どです
希望のなかった生徒さん達も、3曲ほど聞いてもらって、好きな曲を選んでもらいました
NEON教室では、発表会は自分で弾きたい曲がある子は、出来るだけその曲を弾けるようにさせてもらっています
お教室によっては、その子に合う曲を…や、その子のために今必要な曲を…、又はクラシックをしっかり学ばせたいから、発表会もクラシックをバッチリと!など、先生があれこれ一生懸命考え、曲を渡される教室もあるかもしれませんね
それもとっても素敵な事ですよね
生徒さん1人1人を思い浮かべながらの選曲です♪♪
では、何故、私が子供達に『弾きたい曲ない?』と聞くのか。
それは多くの子供達が自分から口には出さなくても『あの曲弾けるようになりたい』『あの曲が弾きたい』そう思っている曲があるから
コレもとても大切な事だと私は思います。
『与えられた曲しか弾かない』
『先生に決めてもらわないと自分では決められない』
『特に弾きたいと思う曲もない』
それよりも…
『自分で弾きたい憧れの曲がある』
コレって、受け身ではなく、前向きに音楽と向き合っている証拠♡
素敵だなと私は思います♡
NEON教室の生徒さん達
聞けば…
アニメ曲が出てきたり…
聞いた事もないようなゲーム音楽が出てきたり…笑
学校のリコーダーで吹いて好きだったからピアノでも弾きたい…という曲が出てきたり…
本当~に色んな『弾きたい曲』を教えてくれます
中には楽譜が出版されていないような曲を教えてくれる子もいたり。
そんな時は私がYouTubeで聞きながら楽譜を書いたり…
子供達と一緒に書き方の勉強をしたり…
その中で、学べることもあるんですよね
(読めても、書けない。という子、実は多いんですよ)
正直、子供達が選んでくれた曲は『発表会向きじゃないけどなぁ…』と悩むような曲もあります。笑
でも、それは講師であるこちらの都合であって…
子供達の『弾きたい』という気持ちを無視してまで優先させるべきではないと思うんです。
講師側が『この子に弾かせたい』『弾いてほしい』と思う曲と、生徒さんたちが『弾きたい』『弾いてみたい』と思う曲は違うことが多いですが…笑
一生の思い出に残る発表会
何が大切か誰のための発表会か
を考えた時、やっぱり私は『その子が弾きたい!』と自ら選んだ曲を選択しますね
子供達が『弾いてみたい!』『こんな事してみたい!』そんな事を言ってくれた時、
『それはダメだよ』とか『それは出来ない』と言わず、例えそれが大人目線から見て…『ちょっとなぁ…』て思うような事でも…
一緒に良い方法を考えたり、工夫出来る講師でありたいなぁ…と思いますね