手を伸ばしても。。  貴女にはもう届かない。




今のこの思いを。  如何すればいいと言うのか。

行き場を失った心のやり場。  天を仰いでは。 ため息を繰り返すばかり。

見えない貴女の姿。  心に浮かんでは。 呼吸を忘れてしまう。

息苦しさのなか。 思い出すのは辛い記憶のみ。

貴女を守れなかった。  後悔の思いが押し寄せては。 心を痛めつける。

自分を守るのに精一杯だった過去を。 自分の記憶の中に見付けた今。

湧きあがる懺悔の思い。 自分の中に増え続けるばかり。


今では。  謝りの言葉伝える貴女は。  何処にも居ない。

幻となった貴女に。  30年の時間を遡り。  伝わるなら・・・。

あの時は。  貴女だけが世界で唯一の。。。  女性だった。

その事が。 全てが初めての事で。 素直な心を見失い。 全ての運命。

狂わせてしまった。  貴女の生きる道を。  ぼくが奪った。

ぼくの犠牲の運命を背負った人生。 貴女には未だほんとうには分かってはいないだろう。

それは・・・ この世での試練を与え。  ぼくにとっては。。。

背負った十字架は耐えがたく重いものとなった。  


弱って行く心の自分が。 生きて行けるのは。  今では。。。

30年前の貴女への思い出だけとなってしまっている。