私達はついつい
他人のことが気になってしまいます。


あの人はどう思ってるんだろう?

あの人に何て思われるだろう?

そんなことばかりを気にして

自分のやるべきことを
見失ってしまったりします。

自分のやりたいことを
止めてしまったりします。


他人を思いやる気持ちは大切だけれども
自分を失くしちゃいけないと思うんですね。


心理カウンセラーのよしきです。
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私の指導に行っている剣道部で
学生が2人稽古に来なくなりました。

生徒間でいざこざがあったようです。


何か手伝えることはあるかな?
そう学生に聞いてみましたが

私にできることは特になさそうでした。


当事者たちは
もうどうするか決めていたんですね。


私もそれを尊重しようと思いました。


あいつがいるせいで部活に行けないとか
あいつが辞めるから自分も辞めるとか

それは悲しいことだと思うんです。

でも
今の状況で自分がどうしたいか考えた上で

辞める、続ける、と判断したのなら

いったんはその道に進んでいけばいいのだと
思うんです。


そして私も

その状況でどう振る舞うか
どうしたいのかを
いつも問われているんだと思うんです。




『あなたはどうしたいですか?』
と聞くと
『誰々に何々してほしい』
と答える人がよくいます。


そうではなくて
今の状況であなたはどうしますか?

と聞いても同じ答えしか返ってきません。


これでは
自分で何も決められていないんですね。

自分の人生のハンドルを
自分で握れていないんですね。


鬼滅の刃ではこの冨岡義勇が一番好きです


どうしても誰かに変わってほしい
ということであれば

そのための働きかけをどうするか
決める必要があります。

でも自分で決められるのは
自分がどうするかまでです。


相手がどうするかは
相手に委ねるしかありません。


変わるまで待つというのも
一つの決断です。

変わっても変わらなくても影響の無いように
離れるというのも一つの決断でしょう。



自分がどうしたいか
という問いかけは

自分の人生のハンドルを
自分で握るということであり

コントロールできないものを
手放すということでもあり

なんとかなると信じて
安心感を持って生きていく
ということでもあると思うんです。


その上で
今自分がやるべきこと
やりたいことに邁進していくのが

自分の人生を生きる
ということなんじゃないかと思うんです。





心理カウンセラーのよしきでした
  

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