人を褒めるのって
案外難しいです。

頭で考えて

いい感じで褒めようとすると特に
とっても難しいです。


相手の気分を害さずに
かつ
関係性をいい方向に導ける褒め方について

今回はカウンセラーの視点で
お伝えしたいと思います。


心理カウンセラーのよしきです。
自己紹介はこちら  

大学の剣道部にマンハッタンからゲストが来てくれました


アドラー心理学なんかでは
褒める行為自体が推奨されていません。


褒めるというのは
上から目線になりがちなので

上下の人間関係を嫌うアドラーは
褒めるという言葉自体
あまり使いたくなかったようです。


大人が子どもの褒め方で悩む時
または上司が部下の褒め方で悩む時

たいていは子どもや部下を何かしら
コントロールしたい思いがあるんじゃないかと
言われます。


そうでない場合もあるかとは思うんですが

信頼関係がないと
相手がそう感じてしまうことは
少なからずあるんですね。


逆に言うと

信頼関係があれば
多少まずい褒め方をしても
気持ちよく受け取ってもらえたりも
するんですけどね。

『褒めるひと、褒められる人』より


例えば
誰かに料理を振る舞った時に

この味付け上手だね
とか
センスあるよね
なんて言われると

なんだか上から目線で
評価をされた気分になってしまいます。


でも
親しい間柄だと

悪気なく
ただ喜んでくれていたり
感嘆してくれているだけなのかな。。
って思うんですね。


そう

本当は喜んでほしいんですね。
感嘆してくれたら嬉しいんですね。


褒める時

どうしても
何を褒めたらいいか
どう褒めたらいいかで
悩んでしまいます。

でも本当は
何をどう褒めるかよりも

大切なのは
何をどう感じたかを伝えること
なんですね。


嬉しいと感じた
美味しいと感じた
きれいだと感じた
すごいと感じた
頑張りに感動した

そういった感情を
伝えることができたらいいんですね。


そしてもう一つ

相手のしたことを
そのまま言葉にする
というやり方もあります。


『時間をかけて料理してくれたんだね』

それに加えて
その相手の感情に
理解、共感を示してあげられれば

自分のしたこと
自分の思いが分かってもらえたと
感じてもらうことができます。


こんな気持ちでやってくれたんだね
その気持ち素敵だよね
その気持ち分かるよ


そんな褒め言葉だと
素直に受けとめやすいんですね。



まとめると

褒めるときの基本は

やったことの評価をするのではなく

自分の感情を伝えていくということです。

その上で
相手のしたことを理解し
共感してあげることができれば

喜んでもらえて
かつ
分かりあえていくんじゃないかと
思うんです。


心理カウンセラーのよしきでした




過去記事も興味があれば是非!

☆ 最近の人気記事 ☆

不安や葛藤が愛情を見えにくくしますが・・

与えることができる人になりたいって思ったら


与えてもらうことができる人になるためには

↓セッションの先行案内等が届きます!↓

又は「@108wpurz」で友だち検索

いいね、コメントはお気軽に。
リブログはご自由に。