怒りの源は悲しみであることが多い
ということを前の記事で書きました。

ちょっとピンとこない
という方もいるかと思うので
補足しておきますね。


心理カウンセラーのよしきです。
自己紹介はこちら  

父親と一緒に佐賀に来ています

実は

怒りの奥に
いつでも悲しみがあるかというと

必ずしもそうではないと思っています。


猫とかでもからかうと反射的に怒ります。

悲しそうな素振りは一切ありません。


ただ

怒りの奥には多くの場合
期待や理想、大事にしているものがあって

それが守られなかったり
満たされなかったりするから
怒るんですね。


そこには
その人の信念であったり
熱い想いがあったりするわけです。

(どうでもいいものには人はそこまで反応しません)


例えば

子どもが勉強しないと言って怒る親は
多いと思います。

見ていてイライラしてしまうんですね。

でも
どうイライラしているかは
本当に人それぞれです。


決められたことを守らないのが嫌だとか
将来に向けた積み重ねをしていないのが嫌だとか
自分の将来にきちんと向き合っていないのが嫌だとか
理解するということを放棄しているのが嫌だとか


実は掘り下げていくと
その人の不安とともに
その人が大切にしている想いが出てきます。


例えば

約束や信頼を大切にしたい
コツコツと積み重ねることを大切にしたい
真剣に向き合うことを大切にしたい
深く理解することを大切にしたい

そういったことが守られないのが

悲しくて
もどかしくて
悔しくて

怒ってしまうんですね。



でも
そこで口をついてくる言葉は

何で勉強しないの!?
そんなんじゃまともな大人になれないよ!?
先生に怒られるよ!?
みんなに笑われるよ!?

といった
恐れをベースにした攻撃系の言葉ばかりです。


こういった言葉は
本心とは程遠いんですね。


本当は

決めたことを守ってくれなかったのが悲しい

大切なあなたの人生なのに
きちんと向き合ってくれていないのが悲しい

理解するということを放棄しているのが悲しい


そんな悲しみから
怒りが生じていたりするんですね。


だから
少なくともあなた自身は

自分が何を求めているのか
何が悲しいのかを
知っていてほしいと思うんです。


そして
そのあなたの悲しみは

怒りの言葉よりも
ずっと伝わりやすく
受け入れやすいものになるんですね。



怒りからは
なかなかいい関係性は生まれません。

その怒りの奥底にある悲しみが
きちんと伝わるといいなぁと思うんです。

それをきちんと自分で把握して
伝えられるようになるといいなぁと
思うんです。


心理カウンセラーのよしきでした。



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