【今月の冥王星】

 

冥王星は先月に引き続き
やぎ座26度(サビアン27)に滞在(順行)

 

サビアン27「山の巡礼」
この度数に冥王星が滞在するのも12月11日まで。

あとわずかになってきました。

やぎ座は成熟していくと
物質的な豊かさの分かち合いから
精神的な豊かさの分かち合いへ移行していきます。

 

まさに26度~28度あたりは、

やぎ座が「真の豊かさ」へ移行して、

次のみずがめ座に入る準備を始めます。

物質的豊かさと精神的豊かさが出会っていく度数。

 

やぎ座サビアン27度は、真の豊かさ、

内面の充実、精神的な成熟に向かい努力していく度数。

 

やぎ座領域で達成した功績・業績の”カタチ”からエッセンスを取り出し

水瓶座へ移行していきます。

 

未来のこどもたちへ受け継ぐことができるよう

次元を超えることができない「カタチ」から

次元を超える「エッセンス(種)」を取り出す。

 

そのエッセンスとは、「祈り」から抽出されます。

 

内面の充実、精神的充足、成熟は「祈り」を持つこと。

 

この生命で達成したことを次の世代へ受け渡し、

自らのスペースを新しい生命に明け渡す時(ひとつの死を迎える時)

人は深い「祈り」に出会います。

 

この精神的な豊かさ、祈りの形が文化伝統などに現れます。
「知恵」「叡智」という言葉でもあります。

 

精神的豊かさは、霊的成長でもあります。
深くものごとを理解する力、物事を見通す力、共感と感受性。


それは、先人から受け継がれていることに気づき、
先人への敬意と祈りが生まれる。

それは、やぎ座の先祖や父権の象徴につながる。

 

精神的な豊かさの分かち合い、先人への祈りは、
子孫や未来のみずがめ座領域へつながっていく。

 

今年のやぎ座の冥王星は、そんな霊的成長を
わたしたちに見せてくれています。

 

祈りとは、それぞれの今ここにあり
それは、過去にも未來にも
先祖にも子孫にも地球にも宇宙にもつながっていく。

 

今、冥王星は、みずがめ座への道を開きながら
わたしたちと「祈り(霊性)」を”結んで”いるようです。

 

 

【今月の海王星】

そんな中、海王星は、うお座22度(サビアン23)を逆行中。

サビアン23度「霊に具体的な姿を与える降霊術者」

 

スピリチュアル、精神的な力を物質的な場面へ降ろしていく度数。

こちらは、錬金術的な力。イメージを具現化する力。

今月は木星もうお座に戻っているので、うお座力UP.

 

今月は来年の流れ、インスピレーションが入りはじめます。

今月、具体的になったこと(話)は、来年「カタチ」になっていく可能性大。

ここは、個人的な部分よりも集合意識的、集団的なところに

関わっていくイメージです。

 

今の流れだと具体的なところを作っていくよりも

イメージ、インスピレーションに集中していくほうが

具現化はしやすいでしょう。

 

結果、そこから個人の欲求も叶えられていくような海王星。

この力を活かせると物質的なことも軽やかに。

 

 

【今月の天王星】


天王星はおうし座17度(サビアン18)を逆行中。

11月8日から16度へ。

11月8日はおうし座満月と重なり天王星食となります。

過去の枠組みから解き放たれ感あります。

 

おうし座サビアン18「バックを窓から外へ出している女」

過去の思い込み、思い出を取り出して

リフレッシュしていくような天王星。

 

痛みだった思い出が懐かしさや優しさに変っていくような。

その優しさに触れたとき、見える世界も変わるのだと思います。

 

今月は、木星もうお座入りしています。

牡牛座満月を迎えるまでは、

過去、奥底に残っていたものを洗い、癒し、

思い込んでいた何かを壊し、リフレッシュが進みそうです。

 

そして、サビアン17度「剣とたいまつの間の戦い」は

葛藤しながら優れたものを創り出していく度数。

 

天王星は、古い枠組みを破壊していきますが

同時に新しい枠組みも創造していきます。

 

古い「わたし」を壊しながら

あたらしいめぐりの「わたし」を創造していく天王星を感じます。

 

 

【今月の土星】

 

土星は、みずがめ座18度を順行中。

11月15日に19度へ。

 

今年のみずがめ座土星は
普遍的な自己形成につながっているように感じています。


淡々力。胆力。方舟での航海中。

”未来”に種を蒔く土星。

 

ここで養われているのは「信じる力」。

今日という日がいつかの未来につながっていることを信じる力。

 

今、取り組んでいることが

どこに繋がっているのか具体的にはわからない、

それでも絶対につながっていることを「信じる力」

 

この「信じる力」が

うお座では「信じている」に変化するのです。

 

2023年3月7日土星うお座入りに向かい

わたしたちは「信じる力」を養っています。

 

 

【今月の木星】

 

木星は牡羊座を逆行し

先月28日再びうお座に戻ってきました。

 

木星はうお座28度まで戻り、11月24日順行に。

そして、12月20日には本格的におひつじ座入りします。

 

11月23日ころまでは、

今、できあがっている「あたらしいめぐりのわたし」を

最後の洗浄のような時間。

 

それぞれの「核」に触れていくような時間になりそうです。

 

順行になってからは、

隠れていたものが表に出てくるような感じかも。

 

木星は

「君ならできる」とわたしたちを応援してくれる星です。

 

自分の人生を生きること。

 

自分の生きたい人生を選ぶこと。

そんなことを最大限応援してくれるでしょう。

 

 

【今月の火星】

 

火星は、10月30日からふたご座で逆行開始。

2023年3月25日までふたご座長期滞在です。

 

火星の長期滞在、逆行は「進化」

 

ふたご座に入った火星は、頭の回転が速くなりますが

逆行になるともたつき感が感じられるかもしれません。

 

しかしながら、それでいいのです。

アタマ(思考)が働く時、進化はしません。

 

進化とは、思考を超えること。

 

アタマ、うにゃってるなと思ったら

進化中だと思ってみてください。

 

 

【今月の太陽】

そんな天体の動きの中、太陽はさそり座に。

 

今年完成した「わたし」が現れてきた

個が極まるてんびん座の季節から和合の季節へ。

 

「今年のわたし」との和合。

 

さそり座の和合は、表面的な和合ではありません。

取り繕うことはできないのです。

 

核へ向かってまっすぐに見つめる視線。

そして、その核に入っていく力。

 

その外郭を取り囲むものは、さそり座には見えません。

その核だけが見えるのです。

 

そういった意味でごまかしがきかないのもさそり座の季節。

 

ふだんは外郭に囲まれて見えないもの。

見えないけれど、中心にあるもの。

 

今月は、そんなもの・・・魂の核が見えやすい、

触れやすい時かもしれませんね。

 

それは、時に恐れが出ることも。

けれど、触れて見たら、きっと内側から熱いものが

溢れるでしょう。

 

これがわたしの望みだった。

そして、わたしはこの望みそのもの。

愛そのものであると。

 

 

 

月や他の天体の動きも見てみます。

一言ずつキーワード。


11日1日15時37分みずがめ座で上弦。天啓が降りる。
11月8日20時2分 おうし座満月(月食)

天王星食も重なり印象的な満月。

「自分自身のために存在する」そんなことをキーワードに。

 

11月16日22時27分しし座下弦の月。金星いて座へ

問題、テーマの核心に触れる=愛に触れる。


11月24日7時57分 いて座新月。木星逆行終了。

魂が震える新月

 

11月30日23時37分うお座で上弦。見えない縁が結ばれる
 

 

新たなフィーリングが誕生、

そのフィーリングで核に触れる
11月の時空旅。

bon voyage!

 

 

 

◇◇◇

11月12月も引き続き各地リトリート中。

丹生の神様から新古代史を開き、超古代意識と結ぶ。

メルマガにてご案内しています。

 

11月7日~11日 おうし座満月 熊野天川リトリート

11月19日~20日 体感アスペクトリトリート(芦ノ湖)

11月23日~25日 いて座新月 出雲リトリート 

12月3日 龍頭図・天と地のチャートからわたしを知る ZOOM講座

12月21日~23日 冬至やぎ座新月 出雲リトリート 

 

メルマガ・サロンメンバー対象に

毎月瞑想会や星の話し、星座の話し、古代の話し、

植物、鉱物、地球、宇宙、神様の話などしています。

 

霊性で読む星読み ほしたまコースは11月中頃募集開始