【小惑星キロン Chiron 】
発見日:1977年10月18日
公転周期:50.76年
軌道:土星と天王星の間を不安定な軌道を描いて回っている。

発見者:    C. T. コワル Charles Thomas Kowal

キロンの天体記号は、KowalのKをとった記号 

 

占星術的キーワード:傷ついたヒーラー
魂の傷、癒やし、医療、治癒、異端者、精神世界、統合など
☆一般的な象意としては、魂の傷をどのように癒すかという読み解き

 

 

【霊性から読むキロン】

あらゆる天体、星座・・・それだけではありませんね、
すべてが霊性を取り戻してきてる今、
これまでの「意味あい」が変わってきています。

9月に開催した小惑星キロンの講座は、反響を呼び、
多くの方がその真意に涙しました。
今も、講座受講者からの反響が続いています。

 

その講座の内容に触れる記事↓

 

 

キロンを読み解くには、神話の読解が必須です。

ケイローンの物語だけではなく、

ゼウスとクロノスの戦いから読み解く必要があります。

 

ゼウスとゼウスの父クロノスの戦いは、

地上と天界を分けました。

 

プロメテウスはティターン族(天界)です。

ケイローンは、そのプロメテウスに自らの永遠の命を譲りました。

 

なぜ、ケイローンはプロメテウスに自らの永遠の命を譲ったのか。

 

プロメテウスは未来を知る神で、

ケイローンは予言のできる神です。

 

ふたりとも、すでにこの運命を知っていたとしたら?

 

わたしは、ふたりの神に死や罰への”恐れ”を感じません。

死を超越した神々。

そう考えるのがここでは自然に感じます。

 

ふたりとも自らの運命を全うした神。

そう呼べるのではないのでしょうか。

 

傷ついたヒーラーという解釈は

受け身で地上的な解釈だと感じます。

 

ケイローンは受け身なこころで永遠のいのちをプロメテウスに譲ったのではないでしょう。

 

 

キロンが物質世界の限界点である土星と

トランスサタニアンの間にあることをふまえて

感じていくことが大切な天体だと思います。

 

また、ここでは父性・権力という裏テーマも感じます。
天王星は民族意識でもあります。

キロンがつないでいる次元は個人の領域をはるかに越えた

民族意識的領域だと感じます。

 

 

生れたときの傷・・・

そんなものは超越しているのではないでしょうか。

 

ケイローンは、「死」の意味を真に理解する神、

それは、いのちは永遠であることを知っているともいえます。

 

キロンとは、

天と地を結ぶ天体。

 

陰陽の統合ではなく、天地の統合、道開きの天体。

ハートチャクラを深いレベルで開く天体です。

 

身近な人たちの死が

キロン絡みのトランジットで起こっていることが多いのは、

身近な人たちの死は、

わたしたちに地上で時間に限りがあることを教えてくれます。

そして、その人たちが残してくれた何かを受け継ぎます。

 

土星の限界点を見るのです。

そのとき、真の意味で自分自身の「いのち」を感じます。

 

あなたは、この人生での残りの時間をどのように生きますか?

受け継いだものをどうしますか?

 

自我(死)を超越して・・・・

それを教えてくれるのがキロンだとわたしは感じています。

 

 

 

多くの方が涙したキロンとハートチャクラの講座配信中です。

11月10日夜に補講&シェア会も開催します。

みなさんにお会いできること楽しみにしています。

 

 

さて、今、天地融合によって再び天体や星座の概念も変わってきています。

11月は霊性で読む小惑星シリーズ講座開催です。(11月13日、27日)

セレス、パラス、ジュノー、ベスタ、リリス。

 

リアルタイム講座は、UAAミモザコースに登録いただくとお得に受講できます。

録画講座は、終了後公開になります。